のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

松井一郎大阪府知事 / 「特区は全て首相案件と認めてよい」

2018年04月13日 21時31分16秒 | 安倍某とそのお友達
松井発言は、報道によると、

「特区は全て首相案件だ。全てアベノミクスの規制緩和の矢の1本だから、特区案件は全て首相案件と認めてよい」

とのことだ

(時事通信記事「「首相案件」問題なし=松井維新代表」)。

☆ 記事URL:https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041100918&g=pol

ツイッターに

「岩盤規制 国家戦略特区 首相案件 」のタブのついている

コーナーに

――特区の最終決定は「国家戦略特別区域 諮問会議」。議長は総理。

よって当然「特区案件=首相案件」な訳〔9:33 - 2018年4月12日 〕――

とあった。

この理解の仕方には、

「特区案件が全て首相案件なら、わざわざ、「首相案件」として備忘録に記す必要がない」

という点が看過されている。

「国家戦略特別区域 諮問会議」

関連の文書に、なぜ、わざわざ「首相案件」と注記したのか、

それが問題だ。

実は、

会議が首相の意図を実現するために行われていたと推測させる

から問題なのだ。

にもかかわらず、安倍は、自分の責任を否定する。

そこで、

「首相案件」、

すなわち、「加計ありき」の前提でなされている会議なのに、

どうして安倍は、自己責任を否定できるのかが

問われる。

安倍曰く、加計学園の獣医学部新設計画について初めて知ったのは今年の1月20日だ云々

(「月刊日本」記事「なぜ加計学園の獣医学部新設は認可されたのか 」参照)。

☆ 記事URL:http://gekkan-nippon.com/?p=12730

だからそれ以前にあった

「加計ありき」の議論につき、

責任を負いようがないということだ。

しかし、その答弁の

虚偽性が議論の的に据えられたわけだ。

丁度、麻生が

公文書の中身を確認せず、決済の押印をすることがあるとして、

文書押印の責任を免れようとしているのと同じだ。

この点、

はっきりしておかねばならないのは、

権限がある限り、

責任がそれに伴うという世間の常識だ。

もし、ネトウヨたちが

「特区の最終決定は「国家戦略特別区域 諮問会議」。議長は総理。

よって当然「特区案件=首相案件」な訳」だと

うそぶく通りなら、

首相案件という記載があろうがなかろうが

全て首相の責任であり、

安倍は、

「(加計学園の獣医学部開設を)働きかけているというのであれば何か確証を示してくださいよ。私は、もし働きかけて決めているのであれば、やっぱりそれは私、責任取りますよ。当たり前じゃないですか」

などという責任逃れを許すべきではないだろう

(拙稿記事「【加計学園問題】 安倍晋三 / 「私は、もし(獣医学部開設で)働きかけて決めているのであれば、やっぱりそれは私、責任取りますよ。」」参照)。

議長であったことが

働きかけていた何よりの確証になるはずだ。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f3b7320e7412610806f0b9bcdd36a96c
ネトウヨたち、

どうしてこれほど明瞭な安倍晋三の責任に

目を塞ぐのか――。


<追記>

尾張おっぺけぺー@toubennbennさんのツイート。

――加計・今治・愛媛県の流れを見れば、京産大との比較が一番簡単。
でも、それ以外国家戦略特区での全案件(多分数百はいくかと)と比較したほうがより際立つ。国家戦略特区の所管は内閣府であり「首相官邸」を訪問すること自体がおかしいし、そうした例は恐らくこの一例だけ。〔20:27 - 2018年4月13日 〕――


<追記-2>

白石草@hamemenさんのツイート。

――京産大、官邸に呼ばれず 獣医学部新設「フェアでない」:朝日新聞デジタル〔21:50 - 2018年4月13日 〕――

もし、首相案件なら、

「フェアでない」と言われている時点で

失当だ。

徹底的にその原因究明を行うべきだろう。

然るに、松井知事は、

究明に手を貸すどころか、

妨害する。

それは、心に疚しいことがあるからに違いない。

すべからく説明責任を果たすべきだ。

2018年4月13日深夜 記

最新の画像もっと見る

コメントを投稿