73-Life-

旧車と日常

更に遠い昔の話

2008-05-21 22:12:24 | 88NSR250R
ではもっと昔の、私が走り始めた頃までさかのぼってみよう。


もともと私はバイクに興味はなく、車が大好きでした。
14才で父親のシルビアを夜中に持ち出し、五条堀川でスピード違反をし、
覆面に止められ
何ヶ月かの保護観察処分をくらった程ですw

明け方に母親の車で両親が五条署まで迎えにきました、親父の方に
乗ると確実に殺されると思った私は、母親の方に逃げようとしましたが
そんな抵抗もむなしく、親父の助手席に。。。。

あの恐怖は今でも忘れる事ができません、信号で止るたびに
拳でフルボッコですw

今考えると、命を消されても文句は言えないような事をしでかしてたんですね。。。



当時16才になると、誰もが学校に内緒で原付の免許を取りに行ったものです、
私もその流れに乗って取りました。
そして、スクーターは嫌だったので、ミッションで安いこんな物を新車で買ってしまったのです。


そうです、suzukiのGAGです!w

安い! という理由だけで、スペックも糞も知らずに買ったのです。

購入したその日、直ぐに友人たちと走りに行きましたが、何故スクーターにしなかったのかと後悔しました。とにかく遅かった・・・
翌日友人から「面白いところに連れてってやろう!」
と誘われるままに着いていきました。
そして事件は起きます。

これが僕の人生を狂わせた峠との出会いになったのです。

そこは比叡山 山中超え

といっても、上りきる前に私のGAGは既にボロボロでした。
滋賀県側からの昇りにある、ヘアピンみたいなところで転倒してしまったのですw

新車で買って二日目ですよ二日目!



やっとの事でギャラリーに到着。
そこでは、単車や車が狂ったように走りまくっていて、人の数も半端なく多かったことにカルチャーショックをうけました
「な、な、な、なんじゃこりゃ~!」

影響をされないはずもなく、、、


こんなんになってしまいましたw




武川のハイカム、マフラー、フルスケールメーターなどを組み込み、
山中の下りに命を賭け、YSR、NSRに追いつこうと頑張りはじめたのです。


この時期、僕の中にハングリー精神というものが芽生えだしたのです。




続く。。。