ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

それでも甲府に甲斐がある ep9

2024年10月07日 08時23分35秒 | 旅行ふらふら

ep8の続き…)

色々あった甲府旅行だったけど、まァ、終わってみれば楽しかったかなァ。さて、特急あずさに乗って帰ろう! が、信じられないアナウンスが流れた。なんだか知らんが、点検トラブルが発生して特急が遅れているらしい…。おいおい、1日目の東北新幹線の連結器トラブルと言い、どーなっているんだ、アホJRッ! 別の特急に乗り換えろと言われても…。

だから、電車って、苦手なんだッ! 俺は、交通系ICカードすら持っていないんだッ! 駅員に尋ねるが、駅員も慌てているようで、説明がよく解らない。どうやら俺は、駅のホームにいるので乗り換え(予約席?)が実費になるらしい。ふざけんなッ! 自慢じゃないが、乗車券と特急券と指定席券の違いも解らないんだぞッ! 一体、どーしたら良いんだッ!

結局、乗り換えが解らなかったので、遅れた特急あずさを、ただただ待った。68分遅れで、ようやく到着。出発後も何だかの調整で10分以上も停車したので、家に帰宅したのは、予定よりも80分も遅かった。東北新幹線連結器トラブルで運休、御朱印帳紛失、ホテル予約間違え、雷雨、adidasトレッキングシューズ底ベロり、48時間不眠と続き、最後の最後に、特急あずさ80分遅れかよ…。

2泊3日で不運7連発…。帰りの特急あずさで、ブツブツ言いながらドアを蹴っ飛ばしているクレイジーがいたが、俺も変になりそうだった。しかし、行きの特急あずさに忘れたポーチが、既に家に届いているのを見て、なんだか気持ちが穏やかになった。過ぎてみれば、不運すら旅の思い出なのかも。着払い760円で無事に帰って来た神社御朱印帳と仏閣御朱印帳に感謝だ。

物事は、考えようだ。東北新幹線が大事故にならなくて良かった。御朱印帳は、無事に戻って来た。古いホテルも悪くなかった。雷雨の甲府も美しかった。ボロadidasは、家の前で底が完全に剥がれたが、ギリギリ持った。48時間不眠で、はちみつソフトクリームが甘露になった。特急あずさ80分遅れで、クレイジーの愚かさを知った。やっぱり、甲府に行った甲斐があったのだ。

(完)

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それでも甲府に甲斐がある ep8

2024年10月07日 07時28分33秒 | 旅行ふらふら

ep7の続き…)

喜久乃湯温泉から甲府駅方面へ。甲府駅北口近くにある、甲州ほうとう小作でランチ。甲府に来て、名物らしいものは、シャインマスカットしか喰っていなかったので、最後ぐらいは、ちゃんとしたメシを喰わないと。昼時で、そこそこ混んでいたが、並ぶほどではなかった。案内されたテーブルは、布団なしの掘り炬燵みたい。まだ9月の残暑なのに、殆どの客が鍋を突いている。

暑い日に熱い鍋なんて喰いたくない。ほうとうをザルうどんのようにした、おざらというメニューがあり、そちらにするか迷った。でも、折角の名物だし、鍋の方だよなァ。迷いまくって、結局、かぼちゃほうとう1400円を注文。暫し待って、かぼちゃほうとうが登場。お椀とお玉が付いていて、冷ましながら喰うが、やっぱり熱いッ! おざらにするべきだったと大後悔…。

味は、まァ、あんなもんか。美味しかったけど、正直、想像以上のものではなかった。店を出て、甲府駅へ。時間は、正午前。予定では、バスで信玄ゆかりの甲斐善光寺に行くつもりだったが、14時の特急の時間を考えると、ギリギリになりそうなので諦めた。南口に行き、商業施設内のスーパーでシャインマスカット2パックとピオーネ1パックを自分用のお土産として購入。

南口の観光協会に行き、1日目に行った甲府城(舞鶴城公園)の御城印を購入した。ネット情報で御城印があることを知り、わざわざ寄ったのだ。更に、要害山城の御城印も売っていたが、要害山城には行っていないので泣く泣く諦めた。要害山城は、躑躅ヶ崎館(武田神社)の背後の山に作られた緊急避難用の山城らしい。そんなんあるって知らなかったよ~。

俺の旅は、基本的にノープランだが、今回は、急遽、行先を仙台から甲府に切り替えたので、いつも以上にノープランだった。2泊もしたのに、甲斐善光寺と要害山城に行かなかったのは、悔やまれる…。みっちりスケジュールが苦手なので、成り行きノープランが性に合っているんだけどねェ。特急の時間まで駅の構内をブラブラしてお土産を物色。お土産代4100円は、ちと、痛い…。

ep9に続く…)

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それでも甲府に甲斐がある ep7

2024年10月07日 06時27分59秒 | 旅行ふらふら

ep6の続き…)

武田神社から25分ほど歩いて喜久乃湯温泉へ。1日目に観光協会に行った時、気軽に入浴が出来る温泉施設があるかと聞いたら、ここを教えてくれた。銭湯だが、お湯は源泉掛け流し(カランもシャワーも水風呂も温泉らしい)。かの太宰治が通っていたという由緒ある銭湯である。中に入ると下駄箱があり、53番にadidasのボロ靴を入れた。お前は、もう直ぐゴミだ。

下駄箱のある玄関口から男湯に入ると、昭和のTVドラマで観たような光景があった。スーパー銭湯ではない、昔ながらの銭湯って初めてだ。番台のオバちゃんに、入浴料430円を払い、更に小さい固形石鹸50円と使い切りシャンプー&リンス100円も購入。うォォォ、ボロ…いや、レトロな空間だ。写真を撮りまくりたかったが、当然、撮影禁止である。2枚目の画像は、ネットで拾いました。

ロッカーに着替えを入れて、いざ、風呂へ。開店時間の10時を過ぎたばかりだったので、先客は、じーさんが2人だけだった。おォ、TVで見たことある黄色いケロリン桶だ。男湯と女湯を分かつ壁が低いなァ。カランの台に乗ったら余裕で覗けるじゃん。まずは、カランで身体を洗う。そして、湯船へ。熱いお湯が苦手な俺でも耐えられる温度だった。

勿論、3枚目の画像もネットで拾ったものである。この喜久乃湯温泉は、甲府旅行の最大のヒットだったかも知れない。かの太宰治が通っていたレトロな銭湯が堪らなく居心地が良くてねェ。どうしても画像を乗せたくて、ちょっと拝借いたしました。湯船で身体が温まってからサウナへ。コロナ禍になる前は、毎日のようにサウナに入っていたが、ここ数年は、ご無沙汰だ。

サウナには、先客のじーさんが1人で寛いでいた。お邪魔しますと声を掛けると、気軽に話しかけてきた。話好きのじーさんと20分ほどトーク。サウナが故障していて、温度が70度もなかったが、寧ろ長居が出来て心地が良かった。じーさんによると、ここの銭湯は、100年の歴史があるらしい。後で調べてみたら昭和元年(1926年)創業なので、正確には、98年である。

サウナで気持ち良い汗をかき、水風呂へ。この水風呂も冷たすぎず気持ち良かった。またサウナに入り、また水風呂に入り、また湯船に浸かり、また身体を洗って、上がりました。湯上りは、大きい扇風機の風を浴びながら、フルーツ牛乳を一気飲み。時間がなくて早く切り上げたが、それでも1時間の滞在だった。本当に良い銭湯だった。100周年に、また行きたいなァ。

ep8に続く…)

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それでも甲府に甲斐がある ep6

2024年10月07日 04時41分35秒 | 旅行ふらふら

ep5の続き…)

ホテルを後にして甲府駅に行き、コインロッカーに荷物を預けた。400円は、そこそこ高い…。甲府駅から30分ほど歩いて、大泉寺に到着。武田信玄の父、武田信虎の墓があるお寺である。武田信虎は、信玄に暗殺されたと間違って記憶していたが、追放だったらしい。元々、観光の予定に入れていなかったが、信玄の墓に行く途中にあったので寄ってみた。信玄パパに、ご挨拶。

朝8時と早かったけど、観光客の姿がポツポツ。しかし、寺務所は閉まっていて、残念ながら御朱印を貰えなかった。そもそも、仏閣御朱印帳が手元に無かったので、寺務所が開いていても書置きじゃないと貰えなかったし…。一般の人のお墓も多くあり、観光向けのお寺というより、地元に密着したお寺さんという感じだった。地元の名士やらが埋葬されているのかな。

大泉寺から30分ほど歩いて、信玄の墓に到着。ここは、正確には、火葬場らしい。「3年間は自分の死を隠すように」という信玄の遺言に従い、ここで火葬し、仮埋葬されたそうだ。数ヶ月前に読了した「信玄忍法帖」の世界が脳裏に蘇る。鎌倉の頼朝の墓と同様に、日本史の英雄の墓にしては、あまりに質素で無防備だ。墓には、なぜか、つぼ焼の缶詰が供えられていた。

信玄の墓から15分ほど歩いて武田神社に到着。1日目に参拝したが、3日目も参拝した。改めて、機山信玄公にご挨拶。1日目は、不運と不眠で心身ともに疲れていたので、ちゃんと見て回らなかったが、3日目は、落ち着いて境内をあちこち見て回った。1日目に、焦りながらバッグの中の御朱印帳を探していた時は、まさか2日後に再び来るなんて思ってもみなかったなァ。

折角なので、御朱印を頂いた。1日目に頂いたのは、御朱印帳に直に書いてもらったもので、今回のは、信玄の意匠が印刷された見開きの専用紙に書いてもらった。信玄の意匠は、立ち姿と座り姿の2種類あり、座り姿を選択。更に、御城印とやらも購入した。御城印は、御朱印ブームに乗っかった、城の御朱印らしい。そもそも、躑躅ヶ崎館は、城じゃないんだけど…。

ep7に続く…)

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それでも甲府に甲斐がある ep5

2024年09月30日 10時22分45秒 | 旅行ふらふら

ep4の続き…)

スーパーとコンビニで食料を買い、ホテルに戻った。まだ15時だったが、もう睡眠不足が限界で…。ホテルの部屋で早い晩飯を喰い、デザートにコンビニで買ったシャインマスカットを喰った。初めて食ったが、シャインマスカットって、チョー美味いじゃん。世のガールたちが夢中になるのも納得だ。俺は、フルーツを喰いすぎると、時々、唇や耳の穴の中が痒くなるんだよねェ…。

結局、2日目は、16時頃に眠りについた。しかし、5時間ほどで目が覚めて21時に起床。48時間ぐらい起きていたのに、たったの5時間睡眠かよ…。まァ、それでも不眠よりマシだ。もう少し早い時間なら夜の甲府を散策したが、流石に21時を過ぎて外に出る気になれなかった。で、シャインマスカットを喰いながら、Disney+の「SHOGUN 将軍」の続きを観て朝まで起きていた。

朝、6時30分にホテル1階の食堂へ。2回目の朝食である。うん、やっぱり、不味くないけど、特に美味くもない。そして、デロンギのコーヒーマシンでコーヒーを飲みまくり。ここ数年、ずっと買うか迷っている全自動コーヒーメーカーだけど、高いだけあって便利だよねェ。挽き立てのコーヒーは、マジで美味いよ。掃除やメンテナンスが簡単なら買うんだけどなァ。

朝食を喰ってから部屋に戻り、甲府旅行3日目のプランを練る。まずは、1日目に雷雨で断念した信玄の墓への再挑戦だ。その後、武田神社周辺を散策して、太宰治が通っていた銭湯で汗を流し、ランチに名物のほうとうを喰い、余裕があったら寺を巡って…。帰りの特急の時間が14時なので、かなりタイトなスケジュールだが、なんとかなるだろう。朝7時にホテルをチェックアウトした。

ep6に続く…)

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