(ep6の続き…)
武田神社から25分ほど歩いて喜久乃湯温泉へ。1日目に観光協会に行った時、気軽に入浴が出来る温泉施設があるかと聞いたら、ここを教えてくれた。銭湯だが、お湯は源泉掛け流し(カランもシャワーも水風呂も温泉らしい)。かの太宰治が通っていたという由緒ある銭湯である。中に入ると下駄箱があり、53番にadidasのボロ靴を入れた。お前は、もう直ぐゴミだ。
下駄箱のある玄関口から男湯に入ると、昭和のTVドラマで観たような光景があった。スーパー銭湯ではない、昔ながらの銭湯って初めてだ。番台のオバちゃんに、入浴料430円を払い、更に小さい固形石鹸50円と使い切りシャンプー&リンス100円も購入。うォォォ、ボロ…いや、レトロな空間だ。写真を撮りまくりたかったが、当然、撮影禁止である。2枚目の画像は、ネットで拾いました。
ロッカーに着替えを入れて、いざ、風呂へ。開店時間の10時を過ぎたばかりだったので、先客は、じーさんが2人だけだった。おォ、TVで見たことある黄色いケロリン桶だ。男湯と女湯を分かつ壁が低いなァ。カランの台に乗ったら余裕で覗けるじゃん。まずは、カランで身体を洗う。そして、湯船へ。熱いお湯が苦手な俺でも耐えられる温度だった。
勿論、3枚目の画像もネットで拾ったものである。この喜久乃湯温泉は、甲府旅行の最大のヒットだったかも知れない。かの太宰治が通っていたレトロな銭湯が堪らなく居心地が良くてねェ。どうしても画像を乗せたくて、ちょっと拝借いたしました。湯船で身体が温まってからサウナへ。コロナ禍になる前は、毎日のようにサウナに入っていたが、ここ数年は、ご無沙汰だ。
サウナには、先客のじーさんが1人で寛いでいた。お邪魔しますと声を掛けると、気軽に話しかけてきた。話好きのじーさんと20分ほどトーク。サウナが故障していて、温度が70度もなかったが、寧ろ長居が出来て心地が良かった。じーさんによると、ここの銭湯は、100年の歴史があるらしい。後で調べてみたら昭和元年(1926年)創業なので、正確には、98年である。
サウナで気持ち良い汗をかき、水風呂へ。この水風呂も冷たすぎず気持ち良かった。またサウナに入り、また水風呂に入り、また湯船に浸かり、また身体を洗って、上がりました。湯上りは、大きい扇風機の風を浴びながら、フルーツ牛乳を一気飲み。時間がなくて早く切り上げたが、それでも1時間の滞在だった。本当に良い銭湯だった。100周年に、また行きたいなァ。
(ep8に続く…)
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