ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

映画覚書2015 #40

2015年11月29日 19時41分00秒 | 映画めらめら

「ピクセル」
2015年 アメリカ
監督 クリス・コロンバス
出演 アダム・サンドラー ケヴィン・ジェームズ
映画館(吹替) T30H10
めらめら度★★★☆☆

1982年、地球外生命体への友好メッセージとして、NASAは、当時、流行していたビデオゲームを宇宙へと送った。2015年、ビデオゲームを地球からの挑戦状であると勘違いした異星人は、ビデオゲームを模った兵器を作りだし、地球に襲来ッ! パックマンが、マリオが、ドンキーコングが、人類の敵となったのだ。兵器として具現化したゲームキャラに対抗すべく、レトロゲーマーたちが立ち上がるッ!

1980年代、俺は、バリバリのアホ小学生だった。スーパーの入口に置いてあった、1プレイ20円の「ドンキーコング」を友達と夢中になって遊んでいたことを思い出す…。くゥ、懐かしいッ! あの頃のゲーセンは、不良のたまり場って感じで、ホント、浮ゥったんだよねェ。俺がプレイしていたゲームを高校生(今、思えば、中学生だったかも)に横取りされた事もあったっけ…。あの時は、悔しかったなァ。

懐かしのゲームキャラが具現化するなんて、俺の世代としては、もうドンピシャな夢である。この映画の予告編を観た時、ちょっと本気で感動してしまった。しかし、映画の公開が始まっても、中々、観に行く気になれなかった。近場のシネコンでは、2D吹替版と3D吹替版しか上映していなかったからだ。吹替って嫌いなんだよねェ。しかも、タレントが吹替している最悪なパターンだ。3Dもウンザリ気味。

貧乏ヒマなしで忙しかったし、CSで放送するまでスルーしようかと思っていた。しかし、やっぱり、あの懐かしさをスクリーンで体感したいッ! で、公開が終了する間際に2D吹替版をシネコン鑑賞。吹替版は苦痛だったが、お陰で久々の幸福を味わった。客は、なんと、俺一人だけ。2年半振り、6回目のスクリーン独占である。これ以上、贅沢な映画鑑賞ってないよなァ。踏ん反り返って、ご満悦である。

映画は、メリケンジョーク満載なコメディ路線。セリーナ・ウィリアムズとマーサ・スチュワートの件は、そこそこ笑ったけど、全体的にドタバタで、ちょっと、いまいち。その上、タレント吹替なので、ちょっと、ぐちゃぐちゃ。しかし、レトロゲームの懐かしさと、スクリーン独占の快適さで、意外とハッピーな映画鑑賞だった。何だかんだ及第点。「キングスマン」を観た時の満席と比べたら、天国と地獄だ。
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