TOMDOGの
セミナーに行ってきました。
温灸は棒灸でつぼを暖めるのですが、
棒灸をそのままあてるのではなく、地肌に*「びわエキス」をぬり、
さらしなどを当ててその上から温灸をします。
あて布は、犬や猫の体毛をこがさないためです。
*注意:白い体毛の犬では毛が染色される。
お土産にいただいたびわエキスと当て布
温灸で暖めることでびわのエキスとの相乗効果が期待できそうです。
今回は、私が体験しましたが、じんわりとした暖かさでした。
びわエキスは焼酎で熟成しているものを使ったので、ほんのりお酒のにおいがしますが、手につけてしまえば、Choco.にとってはきらいなにおい、味ではなかったのかなめていました。
Choco.は今のところは寒がりなだけですが、少しでも効果があるとよいと思いました。
今回もうひとつのバランスチェックでは、私たちも普段の生活の中で左右の感覚が違うことがありますよね。
犬にも同じことがあって、飼い主の左側にはうまくつけるのに、右側につかせようとすると体がうまく動かないとか、右回りのスピンはうまくいくのに、左回りがうまくできないとか、ごろんさせるときとか、スラロームで歩いたときとか・・たしかに言われるとそういえばって思い当たることがいろいろありました。
これは、後ろ足がうまく動いているかどうかに関係があるようです。
犬の四肢は、前足が6から7割支えている上、後ろ足が動かなくなるともっと負担がかかると言われています。若いうちから後ろ足を意識して使うことで、使い方を体で覚えさせてあげることが大切とのことでした。
自分の犬が苦手なのはどちらかなって確認してときどきそれを意識して練習することで、体をうまく使えるようにしてあげることができ、犬の四肢をよいバランスで保つことにつながるそうです。
前足に比重があるということは、肩甲骨のあたりもこるので、散歩後のマッサージや首回しでほぐしてあげるとよいそうです。
首を回す方法は、
犬をすわらせて、飼い主が背中側に同じ方向で立ち、犬の体を足ではさんで立つ。
手におやつをもち、犬の口元に持っていき、その状態で左右、首が後ろをむくくらいまで動かし、後ろで5秒くらい保ち前に戻す。
温灸は猫にもよいので、いろいろとやってあげようと思っています。