
Story
2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。やがて海の中から何者かが現れ、人類に攻撃を開始する。そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉・マルチネス(ラモン・ロドリゲス)率いる小隊が到着。除隊間近のナンツ2等軍曹(アーロン・エッカート)も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。タイムリミットは3時間。その後は空爆が行われるのだ。破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇する。(goo映画より)
2010年/アメリカ/ジョナサン・リーベスマン監督作品

評価 ★★★★☆
映画を観ながら何度も思ったのは、わざわざ銀河の果ての地球くんだりまでやって来てなぜこんなに効率の悪い侵略の仕方をするんだろう?という疑問。
星間飛行をする程の技術力を持ちながら兵器があまりにも原始的すぎるということ。「サイン」('02年、M・ナイト・シャマラン監督作品)の宇宙人もマヌケでしたが、彼らもそれに匹敵しそうです。
映画としては、なにも宇宙人を敵役にしなくても良いのではと思いました。しかし、政治的に色々と難しい所があるから、この方がいいか、観てる方も気楽だし。
テレビに科学者が出演して、彼らは地球の水資源を強奪しに来たのではないか。地球は水が惑星表面に存在する特殊な惑星だから。と言ってました。たしかに、木星の衛星のエウロパやガニメデには水が存在しますが、氷の地殻の下にだけ存在する事が確認されています。しかし、戦闘に多大な犠牲を払って地球を侵略するよりも、邪魔者のいないガニメデあたりでのんびり掘削作業して水を採取した方が良いのではと思いました。にも関わらず地球へやって来たのは人類を奴隷化する目的もあったのでしょう。
地表に落下する隕石の光跡がドーナツ状になっているのが予告編の時から印象的でした。落下する寸前に隕石が減速しているという司令官の説明があったので、あれは減速する時の逆噴射の跡なんだなと納得。
つっこみどころ満載の映画ではありますが戦闘シーンの圧倒的迫力に満足したので採点は悪くないです。

評価 ★★★☆☆
宇宙人の侵略ものということで、もっとSF的な要素満載の映画かと思っていたのですが、意外や戦闘シーンが地球的?だったのがちょっとおどろきでした。激しい戦闘が延々と続くところは、まさにSF版「ブラックホーク・ダウン」('01年、リドリー・スコット監督作品)といったところですね。
中でも、アーロン・エッカート扮するナンツ軍曹が頼もしくてかっこよかったです。除隊まじかで戦闘にまきこまれてしまう、というのはよくあるパターンですが彼の心境がよくわかる演技で引込まれてしまいました。過去の戦闘でナンツ曹長は部下を何人か死なせてしまったのですが、その時兄弟を亡くした兵士が彼の小隊に一人いるのが彼への不信感を伴って波紋を広げます。その兵士に向かってナンツ軍曹が犠牲になった兵士の認識番号と名前を延々と告げる場面は感情をゆさぶられました。やっぱり、命がけで戦闘をする部隊には良き上官が必須なんだなと感じ入りました。
それから、海兵隊員に交じって空軍の女性兵士を演じたミシェル・ロドリゲスもかっこよかったですね。彼女は「アバター」では戦死してしまいましたが、今回は最後まで活躍してくれてよかったです。
映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』公式サイト
(「世界侵略:ロサンゼルス決戦」2011年10月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)
2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。やがて海の中から何者かが現れ、人類に攻撃を開始する。そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉・マルチネス(ラモン・ロドリゲス)率いる小隊が到着。除隊間近のナンツ2等軍曹(アーロン・エッカート)も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。タイムリミットは3時間。その後は空爆が行われるのだ。破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇する。(goo映画より)
2010年/アメリカ/ジョナサン・リーベスマン監督作品

評価 ★★★★☆
映画を観ながら何度も思ったのは、わざわざ銀河の果ての地球くんだりまでやって来てなぜこんなに効率の悪い侵略の仕方をするんだろう?という疑問。
星間飛行をする程の技術力を持ちながら兵器があまりにも原始的すぎるということ。「サイン」('02年、M・ナイト・シャマラン監督作品)の宇宙人もマヌケでしたが、彼らもそれに匹敵しそうです。
映画としては、なにも宇宙人を敵役にしなくても良いのではと思いました。しかし、政治的に色々と難しい所があるから、この方がいいか、観てる方も気楽だし。
テレビに科学者が出演して、彼らは地球の水資源を強奪しに来たのではないか。地球は水が惑星表面に存在する特殊な惑星だから。と言ってました。たしかに、木星の衛星のエウロパやガニメデには水が存在しますが、氷の地殻の下にだけ存在する事が確認されています。しかし、戦闘に多大な犠牲を払って地球を侵略するよりも、邪魔者のいないガニメデあたりでのんびり掘削作業して水を採取した方が良いのではと思いました。にも関わらず地球へやって来たのは人類を奴隷化する目的もあったのでしょう。
地表に落下する隕石の光跡がドーナツ状になっているのが予告編の時から印象的でした。落下する寸前に隕石が減速しているという司令官の説明があったので、あれは減速する時の逆噴射の跡なんだなと納得。
つっこみどころ満載の映画ではありますが戦闘シーンの圧倒的迫力に満足したので採点は悪くないです。

評価 ★★★☆☆
宇宙人の侵略ものということで、もっとSF的な要素満載の映画かと思っていたのですが、意外や戦闘シーンが地球的?だったのがちょっとおどろきでした。激しい戦闘が延々と続くところは、まさにSF版「ブラックホーク・ダウン」('01年、リドリー・スコット監督作品)といったところですね。
中でも、アーロン・エッカート扮するナンツ軍曹が頼もしくてかっこよかったです。除隊まじかで戦闘にまきこまれてしまう、というのはよくあるパターンですが彼の心境がよくわかる演技で引込まれてしまいました。過去の戦闘でナンツ曹長は部下を何人か死なせてしまったのですが、その時兄弟を亡くした兵士が彼の小隊に一人いるのが彼への不信感を伴って波紋を広げます。その兵士に向かってナンツ軍曹が犠牲になった兵士の認識番号と名前を延々と告げる場面は感情をゆさぶられました。やっぱり、命がけで戦闘をする部隊には良き上官が必須なんだなと感じ入りました。
それから、海兵隊員に交じって空軍の女性兵士を演じたミシェル・ロドリゲスもかっこよかったですね。彼女は「アバター」では戦死してしまいましたが、今回は最後まで活躍してくれてよかったです。
映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』公式サイト
(「世界侵略:ロサンゼルス決戦」2011年10月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)
突然の「敵襲」に取り残された民間人を救う勇猛果敢な海兵隊がテーマで、
宇宙人はその設定に過ぎないからあの程度なんでしょう。
>人類を奴隷化
「スカイライン」がそうでしたね。
よくあるアメリカ軍のデモンストレーション映画といったところでしょうか。
そういった裏の意図は別にして結構おもしろかったです。