夫婦でシネマ

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マン・オブ・スティール

2013年11月17日 | ま行の映画
Story
ジョー・エル(ラッセル・クロウ)は、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後クラーク(ヘンリー・カヴィル)は、偶然宇宙船を発見した父(ケヴィン・コスナー)と母(ダイアン・レイン)に大事に育てられる。そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙することになり……。(Yahoo!映画より。)
2013年/アメリカ/ザック・スナイダー監督作品





評価 ★★★☆☆


クリストファー・ノーランが製作に関わっていることもあって、スーパーマンがバットマン化してしまいました。
全然笑えるシーンがない深刻なスーパーマン。しかし、アメコミの映画化というよりも叙事詩的な雰囲気があり、完成度は結構高いと思います。

冒頭のクリプトン崩壊とカル・エルの脱出シーンから見応えあり。ラッセル・クロウはクリプトンの賢者の貫禄、ケヴィン・コスナーは人情味あふれる演技で、父親達は2人とも好演。一方母親の方(ダイアン・レインとアイェレット・ゾラー)は影が薄かったかな。
既に大人になったスーパーマンが回想シーンを交えて描かれており、旧作の繰り返しを避ける意味でこの構成は良いと思います。

数万年前にクリプトンの人々が地球に探査に来ていて、その時の宇宙船が北極に眠っているというのは今回の新しい設定。
この宇宙船を絡めて、ゾッド将軍達がスーパーマンを追って地球にやってくるのも必然性があり、物語の構成は過去のスーパーマンと比べてもしっかりしている感じ。
アクションシーンは何しろ早すぎて具体的にわからないところが多い。しかし、多少単調になったきらいはありますが、都市破壊の迫力はなかなかのもの。

ゾッド将軍の「ワールドエンジンを手に入れた」という台詞。ワールドエンジンって何?と思っていたら、なんとテラフォーミングマシン(地球の環境をクリプトン型に変える)だったのですね。
これをメトロポリスとその地球の反対側のインド洋に設置して始まるテラフォーミング工事?はかつてない見物でした。

次回作ではバットマンと競演するらしく、そのためには双方のキャラが違和感無く交わるように整合性をもたせないといけないわけで、その辺は計算して役作りしているようです。
たぶん、ロイス・レイン(エイミー・アダムス)と編集長(ローレンス・フィッシュバーン)あたりが、ゴードン刑事(ゲイリー・オールドマン)と絡んでくるのでしょうね。



映画『マン・オブ・スティール』公式サイト


(「マン・オブ・スティール」 2013年9月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)

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2 コメント

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こんばんは。 (白くじら)
2013-12-02 00:06:08
深刻でしたねぇ。(^^)

これだけ暗いと、バットマンとの共演も違和感なく行えそうですが、もう少し明るいキャラがよかったなぁっていうのが本心でした。

私も序盤のクリプトンのいろいろな面がしっかりと描かれていたのはよかったと思います。

アクションシーンの迫力もかなりのものでしたが、速い速い、それに投げまくりのシーンばかりが目立っていたのが、凄さの中にあっても単調に感じられるところだったのでしょうね。なんだか残念です。

私もバットマンとの共演には期待してます。(^^)/

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせて頂きました。
返信する
白くじらさんへ (wanco)
2013-12-08 23:09:56
こんばんは。
コメとトラバ、ありがとうございました。

旧スーパーマンシリーズの明るさが欲しかったですね。その辺はちょっと残念。

バットマンとの共演。できればクリスチャン・ベールが演ってほしいのですが、違う俳優になるみたいですね。いずれにしても公開されたら劇場へ飛んで行くと思いますが(笑)。
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