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ラフレシソミト

夢と現実の境界線

2016-11-04 11:11:11 | 小説
 自分を責めても還って来ない。
終わったことだ。

 夢に嘘はひとつもなかった。

 銃が暴発して手を失くす。
プレス機に巻き込まれて頭部を粉砕する。
工具の取り扱いがわからず負傷した。
すべて、未熟さと無知が原因だ。

  1人の方が、精神的にラクです。

 本人だけならまだしも、全員に関わることは許されない。
先の朽ちたネジまわしでうまく修理できるはずがない。
途中ででなくなったボールペンほどイライラさせるものはない。

 曖昧だった夢と現実の境界線は濃くなった。

 喋らないのは病気?

 歌を禁止された後進国、
私は詩人となった。
一生歌を提供してくれることを人工知能が約束した。

 言っとくけど、私はしつこいよ。
やられたらやり返す。

 問題の何が問題でアイデアが出ないのか?
問題の問題を考えます。

 相手が何か聞いてこない限り喋らない。
口からでまかせの空返事ばかり聞かされてきたから、もう信用してない。

 今を生きる。

 何か喋るのは結構たいへんだと思う?
思うならなぜ、平気で周りの人間に任せっぱなしにできるの?
そういえば、パズドラを無言でかってに進めてセーブしてたな。
そんなの嫌だって友達とのつきあいで学ぶはずなんだけど。

 夢は覚めるから夢です。現実は覚めないから現実です。

 ハンバーグの作り方がわからないって私が困って言ったのにそのときは何にも言わなかった。
ママと4回くらい作ったことあるっていって豆腐を混ぜて作って黙って出した。
なぜ、豆腐混ぜてつくったらいいとか、ママと作った話をそのときにしなかった?
黙っていたら、あの時なんで言ってくれなかったってなる。
思い出せることって伝えてくれる言葉だったよ。それと旅先の風景。
喧嘩して口きかないってことあるけど、おまえずっとだからな。

 健康に気をつけて長生きしたいとまでは思わなくなった。
出来るなら早くお迎えに来て欲しい。

──吉高浩司──