歌芝居「愛に乱れて」
姉さん女房の初美と年下亭主の酒井勇樹は近頃心通わぬ何かをお互いに感じあってい
る。
勇樹は子供の頃別れた母親が中国にいて思い出の子守歌、夜来香を忘れられない。
そして愛人佑奈との関係も深く子供が出来たと告げられる。
そんな時、中国から母親と妹が勇樹を探しにやってくる。
母親との再会、佑奈の子供を産ませたいと初美に別れてほしいと頼む勇樹に初美の答
えは・・・。
実は初美も近所の89歳のおじいさんのまこ爺に色々相談している間に・・・男と
女?の関係に。
ダブル不倫、親子の愛の葛藤やら愛は乱れていくのでした。
といった内容で繰り広げられる男女の葛藤や親子の愛憎など1時間のドラマで描かれ
るステージはテンポよく笑いと涙で面白い。
久しぶりのセリフは結構な量で台本をいただき最初はショックでした。
まず覚えられるかな・・・?忘れちゃったら・・・どうしよう。
でもお相手の酒井さんとやりとりのリハーサルがスタートしたら場面の気持ちになり
意外とスムーズにセリフを覚えることができました。
特に勇樹から別れてほしいと切り出される場面は姉さん女房初美の心の葛藤や実は自
分にも愛人存在など男女の駆け引きを演じなくてはならず難しいけど面白かった。
演出は鬼才、超美人の井上貴湖さん。
出演者の皆様は色々な舞台や映画など経験豊富な方ばかり。
稽古シーンも楽しい数日間でした。
2日間の公演でしたがもったいなかったな。
次回はもっとロングタイム公演に・・・。
お客様も華やかで友の会志村会長、関口ふくよ副会長はじめラテンシンガー本間一明
さんや東宝ダンスホールの元先生で現小唄の家元相川先生など客席もにぎやかでし
た。
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