あわ@そら

【阿波】の【空】ちゅうんは、徳島の西のほうのことじゃよ。

ハルカトミユキ 『奇跡を祈ることはもうしない』

2016年10月31日 | みゅ~じっく

結局この夏はハルカトミユキとGLIMSPANKYばかり聞いていました。

ハルカトミユキのアルバム「LOVELESS/ARTLESS」は、これまでの作品に比べてエンターテイメント性が大きく進化し、良くも悪くもメジャー的なアルバムという印象でした。
それは、これまでの彼女たちの突き出た部分を削る事になったしまったんじゃないかと、初見では感じていたのですが、何回か聞いているうちに、どんどんはまる感覚が。
前のアルバムと比べると楽曲の完成度が素晴らしく、詩曲も深みが増した名盤。

名曲ぞろいの本アルバムですが、一番のお気に入りは、「奇跡を祈ることはもうしない」
”「あなたはきっと幸せ」そうして育てられた羊たち 風になびく旗は色褪せていた” というフレーズにはゾクゾクきました。

もういい大人なので、青臭い事はいいませんが、私たちが若い世代に示してきたゴールに建てていたフラッグは、彼らにとってもはや光輝くものではなかったのかもしれないとすると、彼らの世代のゴールは私たちのゴールとは全然違った色をしているのでしょう。
まあ、それも当たり前か。


ハルカトミユキ 『奇跡を祈ることはもうしない』Lyric Video


バラのささやき 創られた美の物語

2016年10月17日 | テレビ番組

バラのささやき 創られた美の物語 NHKBS

花の女王バラの歴史を紐解くファンタジードキュメンタリー。二百年で三万品種に増えたバラと人の数奇な物語。
http://www4.nhk.or.jp/P4165/

現在のバラの種類は約3万種
しかし、本来の野生のバラの種類は約150種類であり、ほとんどは人間の手によって品種改良が行われてきたものである。
それもこの200年間に爆発的に増えた歴史がある。

それは西洋の原生バラと、東洋のバラの出会いから始まる物語であり、それまで西洋のバラにはなかった性質が取り込まれてバラの種類が爆発的に増えたのである。
そのきっかけとなlった人物は、ナポレオンの妻であったジョセフィーヌ・ドボアルネである。
一流の園芸家でもあった彼女は、世界中のバラを一カ所に取り寄せて育種を始めたのである。
ここで初めてこれまで出会った事がなあかった西洋のバラと東洋のバラの出会ったのでsある。


そして1867年にジャン=バティスト・ギヨ・フィスにより発表された「ラフランス」という品種が完成する。
それはそれまでに園芸家が追い求めてきたひとつの理想のバラであった。
それゆえ、ラフランス以前のバラを「オールドローズ」と呼び、その後のバラを「モダンローズ」と呼ぶ。

オールドローズの品種改良の中で最も利用された種類は8種類。
http://ivy-rose-love.com/engeihinsyunooya/

その中に日本原産のバラが2種類ある。
ノイバラからは小さな花をたくさん作る性質を、テリハノイバラからはつる性の性質を。
これらの性質を取り込んだ新種により、これまでになかった立体的な園芸が可能になり、ローズガーデンの表現の幅を飛躍的に広めることとなった。

さて、この番組のもうひとつのテーマは種の持つ個性についてであるのだが、それはひいては人間にも置き換えられるものであるとの解釈で番組をすすめえいるようだ。
ひとつの個性が別の個性と出会った時、新しいものが生み出されていく。
それは果てしない可能性を探す事でもあるのだけれど、どこかにきっとその個性が必要とされている。

そして、その個性をつぶすことなく引き出してやれる人が必要である。
例えば教育の世界でも、そういう別の視点をもった人間が一人でも関わることによって、個性は花を咲かせることができるのかもしれない。 


アートとは

2016年09月14日 | 雑談放談

NHK日曜美術館の中での園子温(映画監督)の言葉。

「アートって幼児期の何かをくすぐるモノなんだと思うんです。だってそれは全然役に立たないし、使えるものではないんで便利ではないんですよ。ぜんぜん便利さはないんですけど心だけははしゃげるなんて、そういうものがアートだと思うんで」
 

 

 


“戦場の悪夢”と金メダル ~兵士とパラリンピック~

2016年09月13日 | テレビ番組

クローズアップ現代 (2016年9月12日)

“戦場の悪夢”と金メダル ~兵士とパラリンピック~

現在開催中のパラリンピック。
先天的な障害や、事故で障害を負った人達だけでなく、戦場で負傷して障害を持つ事になった兵士も出場している。
祖国のために負傷し帰還した兵士のリハビリやモチベーションの再生のためにスポーツは効果をあげているという。
パラリンピックを目指し、人生に再び光を取り戻す人も多い。
そういう反面、軍部はパラリンピックでの元兵士の活躍を利用し、負傷兵の再生に使おうとしているという指摘がある。
人間の不屈の精神と共生をテーマに平和の祭典と位置づけられるパラリンピックを軍事の力に利用する事はもちろん論外であるが、負傷兵が再び立ち上げる力になる事を考えると難しい問題だ。


重版出来!

2016年06月08日 | 雑談放談
私が今季のテレビドラマでチェックしているのは、「重版出来!」と「ゆとりですがなにか?」
どちらもとても面白くて毎週楽しみに見ています。

最近気がついたのですが、「重版出来!」の脚本の展開はなかなか興味深いなと感じました。

基本的に全体を通してのメインのストーリーがあって、そのまわりでサイドストーリーが一話ごとに完結しながら進んでいくのですが、そのサイドストーリーも何話かにわたって展開して、メインストーリーと絶妙に絡んで奥が深くなっています。

サイドストーリーはスタートからクライマックスまで複数回にわたるように構成して、視聴者の興味を次週に繋げるとともに、物理的に1週間あけることによる効果というものが何かあるのかもしれません。


怒りと想像力

2016年05月28日 | 雑談放談

私は人間のエネルギーの中で一番大きなものは怒りだと思っているのですが、そのエネルギーの向かう先を決めるのは、想像力であり、それが正しい方向に働かないと、暴動や戦争やテロなどという最悪の方向に突っ走る事になってしまいます。

オバマ大統領の広島での演説は、過去に対する謝罪はありませんでしたが、そんな事はどうでもいいと思います。

核兵器という悪魔に対する怒りと、未来に向かう正しい創造力を持とうと呼びかけた素晴らしいスピーチだったと思います。

ちょっと長かったけど・・・ 

 

最近の社会を見ていると、怒りのエネルギーがかなり蓄積されてきているように感じます。

社会のゆがみが徐々に蓄積されてきて、やがてプレート型地震のように 一気にはじけるてしまわなければいいのですが。

でも、、、体制維持と既得権益とのいいなりで何もできない現在の体制は一度リセットしたほうがいいのかもね。
 


項羽と劉邦

2016年05月23日 | 雑談放談
近頃、GYAOで配信している中国ドラマの礎漢というドラマが面白くて見ています。

項羽と劉邦の話でお馴染みの春秋戦国時代の末期、劉邦の漢が中国を治める辺りのはなしです。

類い稀な武人で名家の出身の項羽は、仁義に厚いけど、独善直情型で敵に情はかけない。

かたや、農村の役人出身の劉邦は、今で言えば半グレみたいな感じですが、状況に応じて対応する事ができる柔軟さをもっています。
また、ドラマでは、部下の才能をいち早く見抜き、地位に関係なく重職に登用する事ができる知恵者として描かれています。

最終的には劉邦が項羽を倒し漢時代が訪れるのですが、中国ではこの二人のうち、項羽の方が人気が高いらしいです。

劉邦軍は軍規に厳しく、特に一般人に対して危害を加えた場合は特に重罪が課せられるように描かれていました。
市民に指示されない軍隊は存在できなくなる事は、昔から変わってないのかな。現代用にアレンジされているので、実際はどうだったのでしょうかね?



句会、吟行、そして民主主義

2016年05月21日 | テレビ番組

NHKBSプレミアムの再放送を偶然見たのですが、井川遙がでてたので、おっ、っと思って食いついてました。
井川遙はまあいいとして(๑ˇεˇ๑)•*¨*•.¸¸♪

番組内容は、フランスの女子高生に俳句を作ってもらい(もちろんフランス語で)、句会を開いてたいけんしてもらい、二日には吟行を行ってた後で句会を開くというものでした。

番組中、フランスの先生が句会について感想を述べていて、このシステムがとても民主主義の精神にのっとっていて、学生達にはいい経験になるだろうといってました。
他人の作品について、年齢や経験の隔てなく感想を述べて、気に入った句を選ぶ、それは、同じものを見ても、自分と他人の感じ方が違ったり、同じ句からも違う感想を持っている事を体感する事であり、他人を尊重する事の基本であるという事です。
俳句というとても短い詩だからこそ、人それぞれの受け止め方が入り込む余地が大きいのでしょう。

それと、吟行というものがあるのがとても興味深いものでした。

数人ずつ何班かに分散して、街や自然に出かけ、そこで見たものを句にするするというのは、とても面白そうです。

ウオーキングイベントを組み合わせた吟行と句会という形で何か形にできないかな思います。
小中学生と俳句会の方の合同でやったら、世代間交流もできていいかな? 

 


HGの春の山野草

2016年05月08日 | ホームグラウンド(HG)
5月になって、HGでもかわいい花がたくさん咲いています。
ちょっと調べてみました。

●キツネノボタン(狐の牡丹)キンポゲ科

トゲミノキツネノボタンかもしれません。
違いは種の形だそうです。
狐のボタンなんて絵本に出てきそうな名前ですね。

●ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科

赤色の濃いものと白いものがあるらしいです。

菜の花の種採取

2016年05月07日 | ホームグラウンド(HG)

今年の春にHGの所々に菜の花が咲いていたので、これは種をとっておいて秋になったら桜の下とかに撒いておけば、来年の春には桜と菜の花が一緒に楽しめることができるのかもかも。
と、考えて、5月の始めに刈り取って干しておいたのがこれです。


1週間程乾かしておいたら、種が弾け出したのでシートの上に置き換えておいたものを、今日は天気も良かったので、種を落とす事にしました。


木槌でトントン叩いて種を落として、金網でふるいにかけてゴミをより分けてみると、、、

750グラム程度ありました。
結構採れるものですね。

これでしばらく乾かせて、秋になるまで置いときます。
種まきは10月中旬の予定です(^v^)