今日、愛用しているiPodのイヤホンの先っぽ（イヤーピース）が、片方無くなっていたのに
気がついた。 あれは本当によく無くなる。まるで寝ている間に小人が出てきて、隠して
しまうのではないかと思うくらい気が付いたら無くなってる。 しかたないので近所の
オオシマデンキ（コジマだよ！）に買いに行く。 いつも使っているのはJVCケンウッドの
イヤホンで、値段は千円くらいの安物だけど、いろいろなメーカーを使った結果、このモデ
ルの形状が自分の耳の形に一番フィットするのだ。 長いこと聴いていてもちっとも耳が
痛くならない。 近くに女店員さんがいたので、このイヤホンの先っぽだけ売ってないか
聞いてみると、なんとイヤーピースだけ（６個セット）が売っていた。 おお、そういうの
あるなんて初めて知った。 私は自分のイヤホンを見せて、このモデルに使えるやつが欲し
いんですけど、と尋ねたら女店員さんは、それでしたらこれですね。と言って、いくつか
フックに掛けられた品の中から一つ選んでくれた。 だがよくみると、イヤーピースの形状が
違う。 あの～ちょっと形が違うように思うんですが…と言うと、いえ、メーカーは違い
ますけど、そちらのイヤホンに対応してますよ。と言う。 付けられるのはいいんですけど、
イヤーピースのが同じ形状のがいいんですけど、と言うと、店員さんは一つ一つのブリスターを確かめていき、これが同じですねと、手にとって見せてくれた。 確かに同じ形だ。
じゃあこれにしますと言ってレジに持って行こうとすると、あ、でもお客さんのイヤホンに
付けられるかどうか… と言いながらパッケージの裏面のサイズを確かめると、すみません、
付けられませんね。と言われた。 ん～…なんか今、自分が面倒くさい客になってる気がした。
いっそのことイヤホンごと買い直したほうがはやいかな。 千円くらいなら別に本体の予備として持っててもいいだろう。 そう思って同じイヤホンを買おうとしたら、その商品自体が
品切れになっていた。 店員さんは、今在庫を調べてきます。 と言っておくの部屋に姿を
消した。 ５分くらい経ってから一つだけ在庫がありましたと言って、持ってきてくれたのは、
半透明のゴミ袋みたいなスケルトンタイプのイヤホンだ。 これはイヤだ。 色なんて
ワインレッドでもパールグレーでも何でもいいけど、これだけは絶対にイヤだ。
そりゃ～売れ残るよ、こんなモン。 体が透明の熱帯魚みたいに気色悪いヤツやん。
私は丁寧に断って何も買わずに店を出た。 こうなったら一つ隣の駅にあるゴドバシカメラ
まで行くしかないな（ヨドバシだよ！）そこは２階建てのオオシマデンキより（コジマだよ！）
はるかに大きい５階建ての店舗だ。 思った通り在庫がたくさんあった。
さすがゴドバシ（だからヨドバシだよ！）在庫揃ってるな～
私は念願のイヤホンを買って、帰りは音楽を聴きながら家路に向かった。
これからは家電を買う時はこっちにしよう。 あそこのコジマはダメだ。（間違えろよ！）
これが例のブツだ やれやれ…もう無くさないようにしなければ。
