見出し画像

迷走する枕茶屋

飛べない鳥と泳げない魚の話 (再掲載総集編)


飛ぶのが怖くて仕方ない弱虫な鳥のプーリ。 泳ぐのが下手でいつも仲間に馬鹿にされている魚のプサーリ。 人間になりたいと言う彼女たちの願いを命の女神ユラマーターが叶えてあげました。 その代償としてプーリは2度と空を飛ぶ事ができず、プサーリは2度と泳ぐ事ができなくなりました。 そんな似たもの同士のふたりは、海の中を泳ぐ鳥と空を飛ぶ魚がいるという楽園「ウオトトリ島」の噂を聞き、共にその島を目指すという物語。 


これは若い頃、付き合っていた彼女の親戚の子に、スケッチブックに即興で描いてあげた絵本の話。 その子はモモちゃんと言って小学3年生の女の子で、水泳と跳び箱が苦手で、体育の時間が来るのが憂鬱だと言った。 そんなモモちゃんを元気付けるためにその場でキャラクターを作り、ストーリーを考えながらクレヨンで絵本風に描いてあげた。 モモちゃんはこの話を大変気に入って、そのスケッチブックを大事にしていたと言う。 その話をyukiさんに話したら、なんかノッて来て二人で電話で話しながら、もっと話を膨らましてその他の登場キャラを作った。 キャラの原案は彼女で、その時に描いた主役の二人が上の絵。


お菓子の妖精からもらった空飛ぶ羊のキャンディーポットに乗って、ウオトトリ島を目指すプーリとプサーリ。 他に凶暴なネコミミズとか、とぼけたヤカンドリなどのキャラクターがいるが、原画が残ってないので詳しいディティールは思い出せない。

空飛ぶキャンディーポットの最初のモチーフはロバだった。



プーリの方はYukiさんのアバターで、私が描いてあげたキャラをそのまま使った。 プサーリはこの話の原点ともなる親戚のモモちゃんをモデルにした。

もうひとつのキャラ設定画 
これは私が自分流にアレンジして描いたもの。

プサーリの方はなんか半魚人みたいだと言われた。😅  可愛くなったと思うんだけどな〜 💦


なんかポケモンの映画のポスター風になった。 😅

Yukiさんの妙チクリンなセンスのイラストは、私の想像を軽く桂馬飛びで超えていきます。




2作目「ナベ國の王子さま」 確かそんなタイトル。 王様になるための勉強が嫌で家出をした王子の白井タキオ。 旅の途中で出会ったつみれちゃんは、頭が魚肉団子でできているので、カラスに突っつかれないように布で頭を包んでいるのです。 顔はタキオがマジックペンで描いてあげた。 今考えるとホラーだな…😅   でもモモちゃんはとっても喜んでいた。

一時期はプロフ画像に使っていた奴です。
細書きマジックで描画。 着色は塗りたい場所を選択するだけのフォトショ塗りなので、マウスでも充分。 あとはフィルターやテクスチャ貼りで、何とかそれなりに仕上がる。
どうやら私はバックパックを背負った旅人が好きみたいです。 自分がもう遠出ができないからかな? 



 &
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「イラスト」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事