クレーンゲームといえば、ゲームセンターやショッピングモールのゲームコーナーにあるものと決まっていましたが、最近は異業種からの参入が相次いでいます。 コンビニ大手のローソンは全国1,000店舗に設置する計画を発表しているほか、パチンコ業界大手のマルハンは、パチンコ店の跡地にクレーンゲームを主体としたアミューズメントパークに全面改修しています。 なぜ今、このような動きが広がっているのでしょうか? 10月17日放送『北野誠のズバリ』では『現代ビジネス』(講談社)の記事を取り上げ、パーソナリティの北野誠と山内彩加アナウンサーがトークを展開しました。 コンビニでゲーム? さまざまな業界がクレーンゲームに大きく注目している理由のひとつは、他のエンタメと比べて高い利益率。 さらにクレーンゲームが来店の動機となり、他の商品も売れやすくなるからだそうです。 小さなものであれば60cm程度の幅で設置場所が確保できるため、空きスペースの有効活用にもつながります。 ゲームセンターといえばさまざまなゲーム機が置かれていましたが、今やプリ機(写真をプリントする機械)とクレーンゲームだらけとなっています。 マルハンではパチンコ人口の減少や規制強化などでパチンコの売り上げが減ったことにより、高い利益率が見込めるクレーンゲームに参入。 一方ローソンでも試験的に導入した店舗の売り上げが伸びるなど、効果があるようです。 クレーンゲーム導入の理由 クレーンゲーム人気に拍車をかけているのがインバウンド。 外国人観光客を中心に、日本の人気アニメキャラによるグッズが人気を呼び、市販されていない物が景品になっているのがポイントのようです。 山内が人気のキャラとして挙げたのは、呪術廻戦やちいかわ、ポケモンやおぱんちゅうさぎ。 記事によれば、粗利益率は30%から60%にまで達することが可能で、低コストで高収益が実現可能とのこと。 風営法で1,000円までと決められているため仕入れコストが低く、商品がゲットされるまでに1,000円以上お客さんが使ってしまうと、そこからは黒字となるそうです。 最近の変化 以前ゲームセンターでは100円玉への両替が必要で、その都度心理的なストップがかかる効果がありました。 ところが、最近は電子マネーで残高がある限り続けてできるため、山内もついつい使ってしまうとのこと。 さらに機種によっては規定金額の投入によりパワーを強くするなど微妙に設定を動かすことが可能であるため、店舗側にとっては利益をコントロールすることもできるそうです。 アニメキャラのぬいぐるみやグッズだけではなく、他にもさまざまな商品を置くことができるのも面白い点。 北野は冷凍牛肉を置いているゲームを見たことがあるそうで、そのうちさまざまな場所でさまざまな景品が置かれるようになるかもしれません。(RadiChubu by CBCラジオ) |
最近、ショッピングモールなどでもガチャとクレーンゲームのコーナーを見かけます。
幼児むけおもちゃから、大人が欲しいとおもうモノまで揃っているし。
人気だったのですね!