スズキは18日夕、「ワゴンR」「スイフト」など現在販売中の16車種について、国が定める規定とは異なる方法で燃費データを測定していたと国土交通省に報告したと発表した。スズキのテストコースは海に近い丘の上にあるため、風の影響を受けすぎて試験が困難である場合があることを理由としてあげた。 全車種で、法令で定められた「惰行法」で実測したデータを用いず、タイヤやブレーキなど装置ごとの転がり抵抗の実測値や空気抵抗実測値を積み上げた走行抵抗値を使用したことがわかった。 国交省に報告を終え、午後4時から省内で会見した鈴木修会長は、「法令で定められた方法を用いなかった。お詫び申し上げます」と陳謝した。 スズキが発表した16車種は次の通り。 <軽自動車> ▽アルト(2014年12月発売)▽アルトラパン(15年6月発売)▽ワゴンR(12年9月発売) ハスラー(14年1月発売)▽スペーシア(13年3月発売)▽エブリイ(15年2月発売)▽キャリイ(13年9月発売)▽ジムニー(10年JC08対応) <登録車> ▽ソリオ(15年8月発売)▽イグニス(16年2月発売)▽バレーノ(16年3月発売)▽SX4S−CROSS(15年2月発売)▽スイフト(10年9月発売)▽エスクード2.4(12年JC08対応)▽エスクード(15年10月発売)▽ジムニーシエラ(10年JC08対応) (産経新聞) |
三菱自動車の問題が発覚してからあわてて発表した感がありますね。
日本の自動車は燃費が売りの部分があるので、こんなに立て続けに燃費の問題が起こると信頼が揺らぎますね。