中国では昨日、通販各社が毎年恒例の大セールを行う11月11日、「独身の日」を迎えました。中国で消費の冷え込みが続く中、日本企業も新規の顧客を取り込もうと、新たな戦略を打ち出しています。 先月28日、中国・北京市のイベント会場の一室には即席のスタジオができていました。「独身の日」のセールに合わせ、全日空がライブ配信を行いながら商品を紹介・販売するライブコマースを行っていたのです。 実は、いま中国では日本旅行がブームとなっていて、先月の大型連休での旅行先の一番人気にもなりました。ライブ配信では、こんな紹介も…。 全日空の中国人社員「私が紹介したい場所は、青森県の奥入瀬渓流です」 日本への直行便だけではなく、全日空の国内線を利用してもらうための戦略でした。 中原伸二・中国総代表「中国のお客様、東京・大阪は、もうすでに行っていて、他の日本の各地を見たいという、お客様がたくさんいらっしゃいます」 記者「まもなく、今日の目玉、日本への往復航空券の抽選が行われます。視聴者の数は140万人を超えています」 航空券やグッズなどをプレゼントすることで、多くの視聴者を集めていきます。こうした取り組みによって、この時期の予約数は通常の3倍以上に増えたということです。 中国経済が減速する中、各社は「独身の日」のキャンペーンを前倒しして、消費の底上げを図っています。(日テレNEWS NNN) |
外国人観光客になれている観光地なら良いのですが、慣れていない地方の観光地にいきなり中国人観光客を送り込むのはいかがなモノでしょうか。
難易度高すぎると思うのですが。