全日空は4日、ボーイング787に搭載されている英ロールスロイス製エンジンの点検に伴い、機体を手配できなくなったとして、6〜12日の羽田と国内10空港を結ぶ113便を欠航すると発表した。約2万1千人に影響が出る。13日以降は未定。 全日空によると、エンジンは設計上の問題で、「中圧圧縮機」のブレード(羽根)に亀裂が入る恐れがあると判明。国土交通省が4月、耐空性改善通報を出した。 これを受け、全日空は国際線用に使うエンジン66基を検査。6月には対象が国内線用の70基にも拡大され、亀裂が見つかった部品の交換を進めてきたが、部品調達などが間に合わなくなったという。 (共同通信) |
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