トヨタ自動車は30日、2024年上半期のグループ全体の世界販売台数が516万2442台だったと発表した。前年同期から4・7%減少したが、北米などでハイブリッド車(HV)の販売が伸び、世界首位を5年連続で維持した。 トヨタの台数にはダイハツ工業と日野自動車を含む。2位の独フォルクスワーゲン(VW)グループを約80万台上回った。 地域別では、海外販売が3・1%増の433万8847台となり、上半期としては過去最高だった。北米でトヨタのHV販売が5割伸び、特にスポーツ用多目的車「RAV4」などが好調だった。 一方、国内販売は82万3595台と、32%減少した。トヨタ本体やダイハツ、豊田自動織機で、量産に必要な認証「型式指定」の不正が相次ぎ、出荷停止となる車種が続出したことが響いた。ドア部品の不具合による「プリウス」のリコール問題で、車両の生産が2か月以上停止したことも影響した。(読売新聞) |
世界販売台数1位といっても、グループのダイハツやトヨタ自身の問題を考えると手放しでは喜べません。
また、今後のEVを考えてもしかり。