乗鞍高原・上高地情報

乗鞍高原と上高地の四季の自然の姿を現地に滞在するガイドが紹介します。

秘湯。

2013-03-13 19:37:17 | 《超不定期連載》Rockyツレヅレ記

こんにちは、Rockyです。

釜トンネルまで徒歩約30分。ODSS乗鞍上高地ブランチの用語「坂巻ダッシュ」に登場する坂巻温泉についてご紹介します。

釜トンネル前は車両駐車禁止。なのでODSSの上高地ツアーはドライバーが送迎していますが、例えばガイド2名(トレーニング含む)付くものの、ドライバーがつけられない場合、お客様を釜トンネル前で下ろした後、坂巻温泉に駐車(有料、1日500円)してそこからがんばってツアーに追いつく、というダンドリが採用されることがあります。これを「坂巻ダッシュ」と呼びます。だいたい大正池あたりで追い付けます(もちろん帰りも坂巻まで先行しなければならない)。

そんな坂巻温泉ですが、Rocky実は行ったことなかったんですね。やっと先日機会がありまして、喜び勇んで入ってきました。

施設の中に入り、フロントで500円払います。2階に上がると内湯、1階の右奥には露天風呂があります。別になってるんですね。露天風呂は洗い場がありませんので、身体を洗いたい人は内湯に行かねばなりませんが、やっぱとりあえず露天風呂でしょう、ということで右奥へ。

屋外に出ると階段があり、下りてゆくと一応男女別れた露天風呂があります。お湯は透明度の高い無色。硫黄臭はしますが、肌触りは結構やさしいPH6.6の中性です。乗鞍の湯は皮膚病には効くらしいですが、毎日入ると乾燥肌にはややキツいので、たまにこういうやさしい温泉に入りたくなります。

お湯は源泉が高温(67度)なので、山の湧水を加水しているらしいですが、ナチュラルなのにはかわりないですね。循環等はない駆け流し

雪景色がとても素晴らしかったのですが、荒れ模様の天気だったので、顔は寒かったですが、湯の温度はちょうどよかったので、長湯しようと思えばいくらでも、といった感じでした。

なお、内湯も露天風呂も泉質も同じ。内湯はやや狭いと言えば狭いですが、雰囲気は悪くなかったです。

ちなみにこの坂巻温泉、「日本秘湯を守る会」の会員宿です。四国の祖谷温泉とか、小谷温泉の山田旅館ですとかも所属しています。スタンプラリーなどもありますので、色々行ってみたくなったりしますね。

 

P.S.

昨日発表すべきでしたが一昨日のクイズの答えです(反応ありませんでしたが・・・)。

答えは

 4.霧島

でした。

日本最初の国立公園は、瀬戸内海・雲仙・霧島の3つ。その後、霧島に屋久島が編入された後、最近になり再び分割。最も新しい国立公園は屋久島国立公園と霧島錦江湾国立公園の2つです。ちなみに尾瀬はその前でした。


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