「マウンテンバイクトレイルミーティングin乗鞍高原」

カラマツの紅葉はいつ見ても神々しい。
何て言ったって「黄金色」だもの・・・・

今日は、乗鞍の青年部主催の「マウンテンバイクトレイルミーティング」の日。
乗鞍の明日を見据え、ゲレンデや使わなくなった登山道を整備して、新たなフィールドを新たな切り口で発信するために。
地元松本のＭＴＢショップの店長、ＭＴＢメーカー「ＫＯＮＡ」のマーケティング担当さん、カメラマンの方、などなどが乗鞍に集結。
地元でＭＴＢを取りまとめる「ノーススター」の指導の下、再度乗鞍のトレイルの素晴らしさ、可能性を引き出す一日に参加した。

こう見えても僕も一年前からＭＴＢライダーの端くれ。
日夜、ノーススターに追いつく為に「コソ練」を積んでいるのだ・・・・
ていうか、ただただ楽しいだけで続けているが、やはりガイドとして「次元の違う世界」でディスカッションするようじゃ駄目。
やはり少しでも、同じ目線でフィールドを見ていきたいし、駆け抜けていきたい！！
とは言え、まだまだ技術的に未熟な僕だが、興味にそそられて勝手に行く方向に体が動いていた・・・・

そんな僕の密かな野望や、ちっさいプライドは無視して、喜んでミーティングに駆けつけたわけだ。

午前中は、ゲレンデをダウンヒルしながらの「トレイル整備の注意点」、「具体的フィールド構想」、「ファンライディング」。
僕自身、趣味の域でこれまでも周囲の山をダウンヒルしていたが、やはりＭＴＢガイドの言う事は違うし、洗練されている。
普段、ガイドで前ばかり歩いて、偉そうな事を吐いている身にとって、教えられる事ばかり・・・・
何よりもガイディングもタイムコントロールもしないで良い、気楽さは久しぶりの体験。

よく「時間を忘れて楽しんでしまった・・・・」何て言葉を耳にするが、その通り。
あっという間に時間は過ぎていった。

「あれ？もう１２時？昼飯にピッタリ到着じゃないですか？！」byＰＪ峰
「それはそうだよ！ガイドだもの・・・・（笑顔）」by　ＮＳヤマケン

なかなか格好良い台詞をさらりと、そして嫌味無く言ってくれる。
このクールさと、いやらしくない笑顔・・・・
これこそが「ＮＳヤマケン」にお客さんが魅了される要因であろう。

メモ！メモ！！いい所はドンドン盗まないと・・・・

たぶん僕だったら走りたがりで、アドレナリンを放出しすぎて、お客さんを「飢餓状態」にさせていた事であろう。
ここら辺が「暑苦しいガイド」と「熱い」ガイドの差であろう・・・・

そんなこんなで、今日は乗鞍の素晴らしいフィールドを、同志達と共有しあう事ができ幸せ。
久しぶりにヒトと話したせいか、ホッコリ＆スッキリしてブログを書いている。
冒頭にも書いたが、しかし！今の時期の乗鞍は最高！！
どこを見ても紅葉。
どこを歩いても紅葉。
下を見ても紅葉落ち葉の絨毯。

目を瞑っても秋の空気を感じる事ができる・・・・
この時期、乗鞍に居ないなんて勿体無い・・・・

「どうです！まだ間に合いますよ！！」