A.N.A.L. Co., Ltd. Executive Office of the President

“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

支援物資供出

2011-03-15 04:48:07 | Essay
『東北関東大震災』、14日夕方のニュースでも、支援物資が被災地に到着した映像が流れておりました。

シティでも、14日朝から、支援物資供出指示の下、シティ各所から市役所に集積が始まり、17時過ぎには仙台に向け発送されました。
…というか、多分!!

ちょうど、物資の積み込み時に立ち会えて、担当職員に話が聞けました。
…かなり混乱していましたが。 …大丈夫?

8時過ぎから、市役所中央ホールに届き始め、午前中には完了したそうですが、梱包資材が足りず、急きょダンボールを各支所や資材置き場より調達。それでも、14時までには箱詰め完了。そして15時半過ぎには積み込みが終わったのですが…。
17時過ぎまで、出発しなかったそうです…早く行きなよ!!
どうも、時間調整があったようです。

( 3月15日追記:
 積み込まれたのは、積載量13トン(総重量25トン)のトラック。
 紙製品が多かったため、目方は、13トンまるっとではなく、大したことはないとのこと。
 車を出してもらったのは、地元水産卸売り大手のYK運輸とのこと。
 料金は…多分、思いやり金額だろうとのことです。)

総務課の方が主導していましたが、それでも、「仙台に届ける」ことがはっきりしているだけで、愛媛各自治体が、いったいどんな物資を送るのかは知らされていないのだとか。
また、送りこまれるルートも、日本海側を廻る…だろう!!くらいしか知らないとか。
たしか、緊急用のルートは、各自治体協力のもと災害時用のものが設定されるはずですので、あれを使うのだとは思いますが。
課が違うと、まったくはっきりとしなくなるのは、猛省します。

当シティからは、
「非常用飲料水」、「赤ちゃんオムツ」、「毛布」、「乾電池」などを送るのだとか。

正直、「生理用品」 も送ってほしかったのですが、それは品目に入っていなかったようです。
わりあい、あると助かるんですが。 きっと、他の自治体から供出されてる…んですよね!!

ギャグではないんですが、「みかんジュースは送らないのですか?」と尋ねると、
なぜか大笑いされました。…なぜだ?

POMジュース(愛媛松山本社)も、茨木に工場があったはずです。
こちらでも、かなり在庫を抱えてたはずです。この際、まとめて送ってしまえばよかったと思うのですが。
ペットボトルにボトリングされたものでも、充分に果糖やビタミンを含んでいるので、充分 被災地の方の口と健康とに役立つと思ったのですが。






食糧関係は、国が買い付けたものが、自衛隊によって逐次被災地へ送られているとの事。
北沢防衛相が、視察の際 自衛隊員へ、「今こそ実力を発揮することが求められる」旨、激励していましたが…まったくそのとおり。

正直、自衛隊10万人投入はやりすぎと思います。
なんと言っても、10万人の口を満たすのは大変です。被災者の食糧さえ、まだ安定供給出来ないのに、そこへ10万人も入れて、「食の確保」 は大丈夫なのでしょうか。
いくら、レーションがあるってもねぇ…。

また、10万人もの自衛隊員を動かすという事は、人件費が跳ね上がります。
ヘリや、各種兵装を動かしています。米軍も、空母を運用してくれていますが…。
冷静に考えれば、洒落にならない金額です。
くさしているわけではなく、自衛隊は5万人程度にとどめておいて、残り5万人を動かした時のお金で、近隣の建築関係を総動員して、境界線からでも速やかに、瓦礫撤去を始めるべきだったのではないかと思うのですが…。

あまりに情報の洪水にさらされると、人間は判断を誤りがち。
誤らない人のみが、名宰相と呼ばれ、後世 評価される。

遣うべき金額と、遣うべき場所とタイミングを、おおきく間違われないように祈ります。

( 2012/07/16 きわめて不都合な部分を改称。 でも画像はそのまま )

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« HARU COMIC CITY16 開催中止... | TOP | 四国よりの電力供給 »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | Essay