中村メイコさんのエッセイ、読みやすくて好きです
この本は、あま市の図書館で出逢いました
表紙は、朱色の背景に白抜きの題名と、紅白でメデタイ感じです
序には、「夫も妻も終わってしまおう」と、メイコさんのつぶやきが書かれてます
つまり、二人になったとき、夫と妻でいるのが窮屈になるってことみたい
二人の生活になったとき、とっても気まずかったそうです
でも、努力と辛抱により10年で「危機」脱して、仲の良い夫婦になれたそうな
う~ん、10年かぁ…まだまだ、足元にも及ばないねェ
具体的な努力の方法も書いてあって、
「一日一回、夫に質問する」「一日三回、夫を笑わせる」
「男の料理に腹を立てない」「夫の中の古風を立てる」etc…
お互いに同じ話をしてしまって、お互い不機嫌になっていたけど、
コンビニでもらうスプーンに、2・3・4・5と番号を書いておいて、
相手が同じ話を始めたとたんに、「2」のスプーンを出すんだって。
このスプーンをお互い一組ずつ持ってて、出し合うんだそうな。
メイコさんも書いていらっしゃるけど、自分のは何回も話してて気づかないのに、
相手が繰り返すのは気づくのねェ…そうそう、そうなのよねェ
嫌なことばかり言い出しそうなときは、上手に座を外すといいそうです
まずは聞き流しておいて、頃合を見計らって話をでっち上げ、自分の部屋へ逃げ込むんだそうな
う~ん、自分の部屋がないので、作んなきゃ
“七十歳にもなったら、相手の嫌なところを直そうなんてこれっぽっちも考えないで、
きっぱり諦めるか、目をそむけて見ないこと。”
コレ、極意ですね
“弱音を吐くにしても、明るい調子を心掛けたいものです。「くたびれちゃった。もう出ガラシだあ~」”
それさえ出来ないときは、体を休めましょうって
“無理をして不機嫌になるよりも、無理をしないで機嫌がいい方が、
自分にとっても相手にとってもハッピーでしょ。”
とも、書いてありました
「心のダイエット」として、過去への執着を取り払って身軽になり、変わり続けることを楽しむ
そんなことも書かれてありました
痛いところへは、「よく働いてきてくれたね。これからも仲良く付き合っていこうね、相棒。」
と、なでるんだそうです
また、こんな言葉もステキだなって思いました 「深刻になったからって治るわけでなし。」
確かにそうなの。わかってるんだけど、大げさにしてエネルギーを浪費しちゃうんだよねェ
そして、「家事は若さと健康の源」だってェ
窓拭きで肩凝り知らずなんだそうですゥ
おはつの肩凝りは、窓が汚いせいだったのね
そんな具合に、ユーモアたっぷりにお二人のことが書かれてました
興味のある方は、読んでみてね
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