♪おはつ・かふぇ♪

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新書『わかりあえないことから/平田 オリザ』読みました

2013年04月18日 | 本、読んだよ!

久々に、本の紹介をします

 

講談社現代新書から出ている『わかりあえないことから コニュニケーション能力とは何か』平田オリザ著

 

 人と関わる仕事をしてるので、コミュニケーションには悩んでおります

 

口が過ぎて失敗も数々…伝えたいこともナカナカ伝わらなかったりするし…

 

で、この本を手に取ったんだけど、まえがきのところで「えっ」ってなりました

 

『…この本を読んで、コミュニケーション力がつくといったハウツー本でもない。』(抜粋)

 

そ、そうなの

 

 おはつ、ヘソ曲がってるので購入しました

 

  

                 春の白川郷の絵葉書 & 東山 魁夷の絵画

 

 

読んで、なるほどと思ったのが、

 

「表向きは異なる個性や文化を認め合う能力を求められつつ、実は和を乱さない従来型の能力が求められてる…」

 

それってムリでしょ

 

「少子化ゆえに子供たちから表現の意欲が奪われているので、自分と価値観の違う「他者」との接触機会を増やしていく」

 

昔は普通に出来ていた近所との付き合いが、なくなってるもんなぁ

 

「コミュニケーション能力は、慣れのレベルの問題…理科が苦手、算数が苦手と同じこと…」

 

慣れちゃえばいいのよ ただ、慣れる場を公でやんないとねってことらしい

 

 

   ちょっと、休憩にチューリップの絵  

 

 

「国語の授業を、表現すること(歌・演劇・工作・スピーチ)と、ことば(文法・発声)に分けて教える」

 

その授業なら、受けてみたいよぉ

 

「表現教育には、出てくるのを待つ勇気が必要」

 

そう、“急いては事を仕損じる”って言うモンね…おはつ、待つの苦手です

 

「共有できる部分が多すぎて、“ずれ”が積もり積もって噴出し衝突する」

 

夫婦喧嘩は、コレです

 

「論理的に話せない弱者の立場の人々の気持ちを、くみ取る」

 

耳が痛いです…初心に帰ります

 

「わかりあえないことを前提に、わかりあえる部分を探っていく」

 

粘り強く、諦めず、時間をかけて、押し付けず…ですね



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