♪おはつ・かふぇ♪

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お茶する感じで…

『藤田 嗣治 「異邦人」の生涯』を読みました

2013年05月04日 | 本、読んだよ!

爆笑問題の太田光さんのエッセイが好きで、たまに読むのですが、

 

その中に画家藤田嗣治氏のことが出ていて、その画家さんのコト全く知らなかったの

 

気になったので最寄の図書館で尋ねたら、図書館職員の方が良く知ってみえて、

 

熱心に探して下さったんだけど、残念ながらそこにはなくて…

 

愛知県図書館より取り寄せて下さることになりました

 

まず、画集が届いた その大きさたるや27x38cm  しかも 155点掲載だから、重~~い

 

「素晴らしき乳白色」とありますが、裸婦像の肌が独特の白なの

 

愛嬌のある猫さんや同じ顔した子供も沢山でてきます

 

でも、衝撃を受けたのは、戦争画…“アッツ島玉砕”(193.5×259.5 東京国立近代美術館)

 

当時、戦意高揚の為に画かれたらしいけど、この絵を見たら逆効果では

                                   

 

                                     この髪型は、売れない頃にお金なく自分でカットした事を忘れない為

その次に届けられたのが、太田さんが読んだ本  

                                      この太い腕は、日々画きつづけた賜物

 

第一次世界大戦の前にパリへ留学し、流行の画家の反対のやり方を試行錯誤していたっていうから、スゴイ

 

独特の乳白色が、どうして出せるのか 長年わからなかったけれど、

 

キャンバスに塗ってある下地が、さまざまな試行錯誤のすえに藤田氏が編み出したものらしい

 

そして、輪郭線の“黒”は、いまだに何で画かれているか解らないらしいヨ

 

パリでの第一回の個展にピカソが来て、3時間以上も絵の前に立ち尽くしてた…とか

 

パリへ留学に来ていた岡本太郎氏を叱咤激励していた…とか

 

エピソードに事欠かない方だったようです

 

そして、戦争画…取材しても結局よくわからなかったんだって

 

できるものなら、本物を観てみたいです

 

 

ここんとこ、絵を観に行っていないので、

 

今、愛知県美術館でかかっている    

                                

久々に友達と着物きて、ゴールデンウィーク開けに観にいこうと計画してたら、

 

5月7日(火)は休館だってサ

 

3日に仕事ガンバンって、ようやく休み取ったのにナ~

 

“やっと逢えるね”どころか、“なかなか逢えないね”デス



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