爆笑問題の太田光さんのエッセイが好きで、たまに読むのですが、
その中に画家藤田嗣治氏のことが出ていて、その画家さんのコト全く知らなかったの
気になったので最寄の図書館で尋ねたら、図書館職員の方が良く知ってみえて、
熱心に探して下さったんだけど、残念ながらそこにはなくて…
愛知県図書館より取り寄せて下さることになりました
まず、画集が届いた その大きさたるや27x38cm しかも 155点掲載だから、重~~い
「素晴らしき乳白色」とありますが、裸婦像の肌が独特の白なの
愛嬌のある猫さんや同じ顔した子供も沢山でてきます
でも、衝撃を受けたのは、戦争画…“アッツ島玉砕”(193.5×259.5 東京国立近代美術館)
当時、戦意高揚の為に画かれたらしいけど、この絵を見たら逆効果では
この髪型は、売れない頃にお金なく自分でカットした事を忘れない為
その次に届けられたのが、太田さんが読んだ本
この太い腕は、日々画きつづけた賜物
第一次世界大戦の前にパリへ留学し、流行の画家の反対のやり方を試行錯誤していたっていうから、スゴイ
独特の乳白色が、どうして出せるのか 長年わからなかったけれど、
キャンバスに塗ってある下地が、さまざまな試行錯誤のすえに藤田氏が編み出したものらしい
そして、輪郭線の“黒”は、いまだに何で画かれているか解らないらしいヨ
パリでの第一回の個展にピカソが来て、3時間以上も絵の前に立ち尽くしてた…とか
パリへ留学に来ていた岡本太郎氏を叱咤激励していた…とか
エピソードに事欠かない方だったようです
そして、戦争画…取材しても結局よくわからなかったんだって
できるものなら、本物を観てみたいです
ここんとこ、絵を観に行っていないので、
今、愛知県美術館でかかっている
久々に友達と着物きて、ゴールデンウィーク開けに観にいこうと計画してたら、
5月7日(火)は休館だってサ
3日に仕事ガンバンって、ようやく休み取ったのにナ~
“やっと逢えるね”どころか、“なかなか逢えないね”デス
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