【グレン手術】
グレン手術とは
本来なら右心房に繋がっているはずの上大静脈を切断して肺動脈に繋ぐ手術。
昔は上大静脈を右肺動脈に繋いでいたが
現在は上大静脈が左右の肺動脈に流れるように繋ぐ【両方向性グレン手術】が一般的。
グレン手術では
上大静脈を肺動脈に繋いだだけなので
下大静脈を流れる静脈血は心臓に流れ込むため
動脈血と静脈血の混合はまだ起こっている状態の為
グレン術後もチアノーゼは解消されない。(注2)
☆★☆旺ちゃんの場合☆★☆
注2:現在のSpO2 80代
2012年10月5日
両方向性グレン手術
左肺動脈狭窄部
自己心膜パッチ形成術
シャントクリッピング術 施行
上記を図にしたものがコチラ⇓