旺生のラクガキ。。。
初めて訪問された方は
コチラ→らんまりのラクガキ。。。説明書
【病名】
【内服薬種類】
【手術歴・治療経過】
詳しい内容は
ママンのラクガキ。。。
【発達障害関連】
詳しい内容は
ママンのラクガキ。。。Ⅱ
【製作・アプローチ関連】⇒☆click☆
【教材製作】小学1年生用⇒☆click☆
小学2年生用⇒☆click☆
【成長の記録】⇒☆click☆
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『麻薬』
と聞くと一般的には負のイメージが強いのかもしれない。
しかし医療として『麻薬』を見る時
一般的なイメージは覆される。
少なくとも私はそう考えている。
7月1日。
CVのもれがありCVの入れ換えをしないといけなくなった。
薬液が体内に入らなくなったことで
旺ちゃんは泣き叫ぶ。
旺ちゃんは点滴にしてもなんにしても
とにかく血管確保が難しい。
しかもCV確保のため動くと危険なことから
OP室で全身麻酔下、人工呼吸器管理の元で行われた。
心臓の動きが悪い為全身麻酔の影響が懸念されるが
安全を考慮すると止むを得ない。
14時過ぎ無事CV挿入終え抜管し帰室。
この日からやはり全身麻酔の影響からか
尿量低下しラシックスの静注併用。
7月3日の胸部レントゲンでは以前より心臓が肥大している。
7月4日の日中
眠り薬トリクロリール(トリクロ)が全く効かず
イソゾール注、ソセゴン注まで使用。
ドルミカム増量するが眠れないことが多くなる。
7月7日のエコーで
心臓の動きは更に悪くなっており
ほぼ右心室の一部のみしか動いていない。
かなり厳しいとこまできているとのこと。
トリクロ、ソセゴン注も効かなくなっている。
ソセゴンを使った時点で次に考えられる処置は
おそらく麻薬だろうと考えていた。
起きていられない。
きついのだろう。
7月9日
麻薬投与開始。
パパには『麻薬』という言葉は衝撃だったようだ。
『麻薬』と聞いて連想されるもの。
覚醒剤、中毒、依存性…
このようなイメージがあるようだ。
しかし医療現場での『麻薬』は違う。
麻薬を使用することで痛みやつらさが緩和される。
私たちが最優先とする
「旺ちゃんがなるべくきつい思いをしないで過ごす」
という願いを叶えてくれるものに違いない。
私の知っている知識の中での説明であったから
パパの中での麻薬のイメージは少しは
塗りかえることができただろうか。
使用する麻薬は
『フェンタニル』
モルヒネより鎮痛効果は高く約200倍と言われている。
そしてモルヒネより副作用が少なく程度も軽い。
医療用の麻薬は依存症や中毒にはならない。
術後の痛みだったり
持続的に強い痛みなどがある場合
脳内がストレス不快情報で過剰興奮状態にある。
この興奮した脳や中枢神経は
医療用麻薬を使用することで不快状態が改善され
脳内のバランスが調整されるためらしい。
バランスのとれている正常な状態(痛みなどない状態)
で麻薬を使用すると
快楽のバランスが強化され中毒になる…
という仕組みだ。
また医療用麻薬の使用で余命が短くなることはない。
どうか旺ちゃんのきつさが緩和できますように。
七夕の短冊に書くにはちょっとヘビーなように思えたので
「旺ちゃんは可愛い☆」的な
もはや願い事でもなんでもないただの親バカ発言を
いつもの筆ペンで書いたあたし☆