昨日の勝ちは久々で、しかも森島と三平の得点で、非常に気分がいい。
知将田坂監督らの奇策に、見ている我々すら迷うような選手の動き。
これなら鳥取の選手もわかるのに時間が掛かるよね。
さて、レポートが出ていますので、そちらを見てみると
---/ J’sGOAL より
◆【J2:第18節 大分 vs 鳥取】レポート:新システム採用で6試合ぶりの勝利となった大分。進化はここから始まる。 (11.06.27)
6月26日(日) 2011 J2リーグ戦 第18節
大分 2 - 1 鳥取 (18:05/大銀ド/5,794人)
得点者:56' 森島康仁(大分)、69' 実信憲明(鳥取)、88' 三平和司(大分)
スカパー!再放送 Ch181 6/27(月)後00:30~
☆豪華賞品が当たる!totoリーグに投票しよう!
----------
「基本ベースを変えず攻守において前に行く姿勢を強調したかった」という田坂和昭監督が採用したのは、今季初となる3-4-3だった。システムの相性から言えば、4-1-4-1の鳥取に対して、2シャドーの前田俊介、西弘則が相手のアンカーに圧力を掛けにいける反面、最終ラインと中盤の底が数的同数となり、両サイドにスペースが生まれやすい。「最初の5分はまずいと思ったし、恐る恐るという感じだった」(土岐田洸平)という大分は、立ち上がりから攻守両面でぎこちなく、一人ひとりが手探りのなかで動くから、プレスもかからなければ、ボールもスムーズに動かない。
ただ、役割分担がはっきりしていたことで「みんなが自分の仕事ができた」と森島康仁の言葉通り、相手ボールになるとサッと引いてブロックを作った。大分はこれまでの試合で見せていた不安点な守備が改善され、自陣に強固な守備網を形成した。
対する鳥取は、大分のシステム変更に戸惑うものの、リカバリーする時間は十分にあった。それよりも気温28.3度、湿度62%の蒸し暑さにより、生命線の運動量が少なく、集中力も欠けパスやトラップなどの簡単なミスが多かった。これまでの試合で見せた全員が連動し、スピーディーな攻撃が生まれなかった要因だ。前半こそスコアが動かなかったが、56分にミスから森島にボールを奪われ、右サイドを独走され先制点を許した。「前半は大分のシステム変更についていけず、後半は先制され後手後手になった」と松田岳夫は振り返ったが、交代したハメドが単独で決定機を次々に演出し、「自分たちの時間がつくれた」(実信憲明)。69分にはPKであったが同点に追いつき、調子が悪いなりにも試合を振り出しに戻したのはチームの底力を感じた。
先制するとディフェンスラインが下がる大分は、この日も悪い癖が出て追いつかれた。これまでならズルズルと悪い流れを押し返せず逆転される負けパターンであったが、攻撃の選手を次々に投入されたことで、再度流れを引き寄せた。逆転のゴールは、途中出場の2人によるもの。長谷川博一が単独突破からCKを得ると、自らがキッカーとなり起爆剤となった三平和司のヘディングシュートをアシストした。
システム変更、選手交代が的中し、6試合ぶりの勝利となった大分。「安心はしていないけどホッとした」と田坂監督が試合後に語ったのは本音だろう。ひとまず大分は全員で同じイメージを共有することに成功した。もう下向く必要はない。「勝つことで進歩の速度は変る」。視界は開けた。
以上
2011.06.27 Reported by 柚野真也
---/
この中で大分が採用した3-4-3のシステムを、俗人名を入れて説明しておくとこうなる。
<試合開始直後> <メンバー表提出時>
森島 ドンミョン 森島
前田 西 前田 西
ドンミョン 藤川
宮沢 井上
宮沢 井上
安川 カン 土岐田 安川 カン 土岐田 藤川
清水 清水
【3-4-3】 【4-4-2】
鳥取はメンバー表提出時はいつもの4-4-2だと思いつつ、メンバーが違う点が気になっていた。
審判のホイッスルがなるまでは、右のシフトでホイッスルと同時に左のシフトに変化していった。
そして試合中は前線が3トップでなくて1トップの2シャドウで、そのメンバー時間と共に変化し、ある時はトップに前田、右にデカ、左に西のときもあった。
それに加えて、藤川は出来るだけ高い位置を保つように言われていたふしがあり、常に前目で仕事をしていた。
こんな風に個人毎には非常に自由度の高い位置取りをしつつ、全体的には前からのチェイスを徹底していたと思われる。だから得点こそなかったが、あの強力な攻撃力を持つ鳥取に対して、仕事をさせないでいたため、前半は0-0だったが私自身は勝利を確信した。
森島の先制点は本人が自画自賛する(本人的には100点とのこと)だけ手ごたえのあった、得点だったのだろう。私自身も彼のシュートについては高い点数を与えたい。それはまず吹かさなかったこと、次に練習のイメージがそのまま出来たこと。であり、若い選手は見習いたくないかもしれないが、見習おう。「練習で出来ないことは試合で出来ない」ことである。シュートはまずは枠内に飛ばすべし。
今回の鳥取戦での収穫は、
①三平はスーパーサブとして使える。
②90分走りとおした選手は井上、宮沢、カン、土岐田、安川、藤川、西である。
③今回の大幅なポジション変更やシステム変更は、非常に判りやすく監督の意図する所が明快に伝わった。
であり、今後とも期待できるようになった。
次の横浜FC戦が一つのキーになる試合のような気がする。
反省会は「反省にならず」自分たちの(今までの)気持ちの整理になってしまったので省略する。
それにしても良く溜め込んだなぁ~が実感。
知将田坂監督らの奇策に、見ている我々すら迷うような選手の動き。
これなら鳥取の選手もわかるのに時間が掛かるよね。
さて、レポートが出ていますので、そちらを見てみると
---/ J’sGOAL より
◆【J2:第18節 大分 vs 鳥取】レポート:新システム採用で6試合ぶりの勝利となった大分。進化はここから始まる。 (11.06.27)
6月26日(日) 2011 J2リーグ戦 第18節
大分 2 - 1 鳥取 (18:05/大銀ド/5,794人)
得点者:56' 森島康仁(大分)、69' 実信憲明(鳥取)、88' 三平和司(大分)
スカパー!再放送 Ch181 6/27(月)後00:30~
☆豪華賞品が当たる!totoリーグに投票しよう!
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「基本ベースを変えず攻守において前に行く姿勢を強調したかった」という田坂和昭監督が採用したのは、今季初となる3-4-3だった。システムの相性から言えば、4-1-4-1の鳥取に対して、2シャドーの前田俊介、西弘則が相手のアンカーに圧力を掛けにいける反面、最終ラインと中盤の底が数的同数となり、両サイドにスペースが生まれやすい。「最初の5分はまずいと思ったし、恐る恐るという感じだった」(土岐田洸平)という大分は、立ち上がりから攻守両面でぎこちなく、一人ひとりが手探りのなかで動くから、プレスもかからなければ、ボールもスムーズに動かない。
ただ、役割分担がはっきりしていたことで「みんなが自分の仕事ができた」と森島康仁の言葉通り、相手ボールになるとサッと引いてブロックを作った。大分はこれまでの試合で見せていた不安点な守備が改善され、自陣に強固な守備網を形成した。
対する鳥取は、大分のシステム変更に戸惑うものの、リカバリーする時間は十分にあった。それよりも気温28.3度、湿度62%の蒸し暑さにより、生命線の運動量が少なく、集中力も欠けパスやトラップなどの簡単なミスが多かった。これまでの試合で見せた全員が連動し、スピーディーな攻撃が生まれなかった要因だ。前半こそスコアが動かなかったが、56分にミスから森島にボールを奪われ、右サイドを独走され先制点を許した。「前半は大分のシステム変更についていけず、後半は先制され後手後手になった」と松田岳夫は振り返ったが、交代したハメドが単独で決定機を次々に演出し、「自分たちの時間がつくれた」(実信憲明)。69分にはPKであったが同点に追いつき、調子が悪いなりにも試合を振り出しに戻したのはチームの底力を感じた。
先制するとディフェンスラインが下がる大分は、この日も悪い癖が出て追いつかれた。これまでならズルズルと悪い流れを押し返せず逆転される負けパターンであったが、攻撃の選手を次々に投入されたことで、再度流れを引き寄せた。逆転のゴールは、途中出場の2人によるもの。長谷川博一が単独突破からCKを得ると、自らがキッカーとなり起爆剤となった三平和司のヘディングシュートをアシストした。
システム変更、選手交代が的中し、6試合ぶりの勝利となった大分。「安心はしていないけどホッとした」と田坂監督が試合後に語ったのは本音だろう。ひとまず大分は全員で同じイメージを共有することに成功した。もう下向く必要はない。「勝つことで進歩の速度は変る」。視界は開けた。
以上
2011.06.27 Reported by 柚野真也
---/
この中で大分が採用した3-4-3のシステムを、俗人名を入れて説明しておくとこうなる。
<試合開始直後> <メンバー表提出時>
森島 ドンミョン 森島
前田 西 前田 西
ドンミョン 藤川
宮沢 井上
宮沢 井上
安川 カン 土岐田 安川 カン 土岐田 藤川
清水 清水
【3-4-3】 【4-4-2】
鳥取はメンバー表提出時はいつもの4-4-2だと思いつつ、メンバーが違う点が気になっていた。
審判のホイッスルがなるまでは、右のシフトでホイッスルと同時に左のシフトに変化していった。
そして試合中は前線が3トップでなくて1トップの2シャドウで、そのメンバー時間と共に変化し、ある時はトップに前田、右にデカ、左に西のときもあった。
それに加えて、藤川は出来るだけ高い位置を保つように言われていたふしがあり、常に前目で仕事をしていた。
こんな風に個人毎には非常に自由度の高い位置取りをしつつ、全体的には前からのチェイスを徹底していたと思われる。だから得点こそなかったが、あの強力な攻撃力を持つ鳥取に対して、仕事をさせないでいたため、前半は0-0だったが私自身は勝利を確信した。
森島の先制点は本人が自画自賛する(本人的には100点とのこと)だけ手ごたえのあった、得点だったのだろう。私自身も彼のシュートについては高い点数を与えたい。それはまず吹かさなかったこと、次に練習のイメージがそのまま出来たこと。であり、若い選手は見習いたくないかもしれないが、見習おう。「練習で出来ないことは試合で出来ない」ことである。シュートはまずは枠内に飛ばすべし。
今回の鳥取戦での収穫は、
①三平はスーパーサブとして使える。
②90分走りとおした選手は井上、宮沢、カン、土岐田、安川、藤川、西である。
③今回の大幅なポジション変更やシステム変更は、非常に判りやすく監督の意図する所が明快に伝わった。
であり、今後とも期待できるようになった。
次の横浜FC戦が一つのキーになる試合のような気がする。
反省会は「反省にならず」自分たちの(今までの)気持ちの整理になってしまったので省略する。
それにしても良く溜め込んだなぁ~が実感。
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