しばらくこの悔しさ、腹立たしさは消えそうもありません。
つい、元の飼い主さんに感情移入しすぎな感もありますけどね。
何年か前に、子宮卵巣の全摘手術を受けました。
もちろん病気でとったので仕方がないといえば仕方がない。
中学生女子の時から痛みや出血はひどく、まともに、ひと月学校を休まなかった月はありません。
必ず生理になると痛みで体がいうことを聞かず、痛み止めも効果なく、引きちぎられるような痛みを抱えながら生活してました。
もちろん、治す方法はあります。
子宮内膜症なので、妊娠するか、子宮を取れば治ります。
なかなか複雑なんですけどね。子供を欲しいか欲しくないか、を考える前に、内膜症を治すために不妊治療を勧められるんです。
いやいや、治療ってそれ??
何回か人工授精程度はしましたが、当然結果は出ず、痛みは残り、ポンコツな体はそのまま。
なので、30代の時に医師に申し出ました。
「子供のことは考えないので、健康な体を得るために子宮と卵巣を摘出して下さい」
もちろん「NO」です。
なぜか。まだ早い、だそう。
いやいや、健康な体を欲しいのは私、痛みで苦しんでるのは私、子供をいらないと思ってるのも私、
なにを基準に「早い」なんだよ。
結局、30代も痛みで生活を支配され、やりたいこともままならないまま耐えました。
手術の許可が下りたのは40代になってから。
その時の主治医の言葉が「もう、いいよね」
って、意味分かんない。
なにを基準に、早いとか、もういいとか決めるの??
だってこれが生死に関わる病気なら、摘出でしょ?
私の意志は関係なく「ドクター基準」で私の健康を勝手に決められました。
めぐちゃんは??
結局、自称善人の「拾い主」が、裁判所の「所有権は飼い主」という結果も無視し、元の飼い主がちゃんと9年間育てた実績もシカト、そのまま育ててます。
法って一体なんなの?
所有者の権利は全然守ってくれないの?
期限内に申し出たんだからいいでしょ。何が不満?拾ったんだから、落とし主に返そうよ。
可哀想な保護犬を育てたいなら譲渡会に行けばいいでしょ。ゴ−ルデン育てたいなら買えばいい。
わざわざ「飼い主が名乗りでて、所有権も保持してる犬」を拾い主が飼わなくても・・・・
でももう世間は「せっかく善意で保護してあげたのに」とか「連絡しなかったのだから捨てたも同然、図々しい」「そんなに飼いたいなら新しい犬買えよ」
で、満載。
名乗りでて、所有権もあり、9年も育てた子供を他人に取られるって、、
他人がそこまで人の人生壊すのか??
これで元の飼い主さんが、寂しくて新たなき犬を買ったところで「ほら、やっぱ捨てたんじゃん」などの陰口が出るに決まってる。
現状、横領した拾い主が抜け抜けと「私が助けないとこの子、死んでたのよ、かわいそうに、、ほんと、無責任な飼い主もいるのよね」ってペラペラ話してんだろうな。
人生、思い通りにいかないもんです。
善意のある他人に邪魔されるなんて、、納得いかないです。
犬飼いの敵は「犬飼い」って事ですね。