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DIY初心者と電動工具

2020-10-18 00:03:47 | DIY

DIYと言う場合、趣味として家具のようなものを作る人と、大工仕事のようなことをする人など、色んなタイプの人がいます。
でもきっかけは、なにか簡単そうなことを自分でやってみたら少しやすくなりそう、そんな感覚で始める人が多いのではないでしょうか。

私の場合は、趣味というにはおこがましいが、なにか作ったりしたい。そして、既製品を買ってくるよりは(材料費だけみれば)ちょっと安くなるのでは?と
思って始めました。

実際は、それを作る時間や手間、揃える道具などを考えたら既製品を買ってくるほうがきっと安いのですが、そこは、「何か作りたい」という気持ちとか、趣味と実益というような曖昧な言葉で、なんとなく納得しているのだと思います。

かんたんな台や棚などを作る程度のDIYを主に木工でする自分のような場合にも、電動工具があると楽しく作ることが出来ます。

私が最初に買った電動工具は、電動ドライバードリルでした。リョービのCDD-1020です。(リョービの電動工具は今は京セラインダストリアルツールズ株式会社のブランド名になってるんですね・・・)

購入時にこれにした理由は、

・電動ドライバーとしても使える
・バッテリータイプはちょっと高いし、ACタイプよりパワーがない
・DIYで使う機会なんてそんなに多くないから、バッテリが先にだめになりそう
・有線タイプならずっと長く使える
・使うのは、家の中か、庭でつかうから、延長コードがあれば困らないだろう
・なんか色がかっこいい!

もう10年くらい使っていますので、たしかに今でも使えているから「ずっと使える」というのは正解でした。

でしたが、その後、購入した充電式のインパクトドライバーを使ってみて、私の当初の考えは完全にまちがっていました。

購入したのはHiKOKIのFWH14DGLです。

まず、勘違いだったのが、電動ドリルは、インパクトドライバーの変わりにはならないということでした。
電動ドライバードリルとインパクトドライバーでは、ドライバーとしての使いやすさが全然ちがいます。電動ドライバードリルはとても慎重にやらないとネジがすべってしまい、結構ネジ山を潰してしまいますが、インパクトドライバーはその心配がすくないです。電動ドライバードリルで、ネジを締めるということは、なんとなく怖くて、「手締めでやろう」と思いがちですが、インパクトドライバーを買ってからというもの、これでネジを締めたくてたまらなくなります(笑)

それくらい、ドライバーとしての機能がちがいます。

あと、やはりコードがあることは、ドライバーとしては致命的でした。ぱっと使おうと思ったときに、コードはなんとなく億劫で、手でいいや、ってなってしまいます。

電動ドライバードリルは、下穴を開けるためとか、ドリルとして利用するにはとてもよいので、使っていますが、最初に買うならば、インパクトドライバーを買うほうが、絶対に幸せになれます。

10年前は充電式は高かったのですが、今はHiKOKI(旧日立工機)の14.4Vタイプでも1万2千円で買えてしまいます。この値段だったら、ACタイプを買うメリットはもはやないのかもしれませんね。

充電式のインパクトドライバーの次に買っておくべきと思う電動工具は、(ミニ)サンダーです。

この機種は、EDS-100 MK ミニデルターサンダー 25-526です。木工でとにかく面倒なことは、切ることと削ることではないでしょうか。

切ることは、ホームセンターでカットサービスをやってもらえます。でもヤスリがけのサービスはありません。手でやるのは面倒ですよね。それで、ヤスリがけを諦めてしまうこともしばしばありました。でも、サンダーがあれば、全く疲れません。この機種が良いのかは、他のサンダーをつかったことがないので、比較できません。
なにかサンダーは買ったほうが、ヤスリがけをする気になりますし、自分の作ったものに愛着がわきます。そしてまた、何か作りたくなります。

サンダーは、おがくずがでるので、どこでもやれるわけではないので、これはコード式でもいいんじゃないかな?と私は思います。とにかく早めにゲットしたほうがいいです。

最後に買っておくべきと思う電動工具は、ジグソーです。

さっき、カットはホームセンターで頼めるって言ったじゃん!といわれそうです。たしかにそうなのですが、端材をなにかに利用したり、ちょっと計画変更をしたくなったときにはホームセンターには頼めません。手ノコで頑張れるところもありますが、やっぱり面倒です。そして、丸のこはキックバックやら事故の話を聞くとやっぱり怖い!

そこで、ジグソーを購入しました。この写真の機種はリョービのジグソー J-6500VDLですが、私が持っているのは、リョービの J-6500Vという機種です。写真のJ-6500VDLはベースがアルミ製(シルバー)の定盤になっていますが、私の持っているJ-6500Vは、鉄製(黒)です。あとは、VDLがジグソーの歯を取り付ける部分がクイック式という下から挿せば固定される方式ですが、Vは、六角レンチで固定するタイプです。

六角レンチで固定するのはそれほど面倒ではなく、気にならないのですが、定盤が鉄製なのは問題になってしまいました。この部分にぶつけてしまい歪んでしまったのです。
しかし、リョービの電動工具は、部品だけの購入ができるため、現在VDLの定盤部分の部品を取り寄せ、そこだけVDL仕様に変更しようとしております。

ジグソーは曲線のカットに力を発揮する道具ですが、厚みのある定規や、アルミのL字などをガイドにしてやれば、手ノコなどよりはとてもキレイにまっすぐ切ることが出来ます。
丸のこは怖いから嫌だな、場所を取るから無理だーという人にはおすすめです。

充電式インパクトドライバー、ミニサンダー、ジグソーの3つがあれば、DIY初心者にとっては、DIYの敷居をかなり低くしてくれるのではないでしょうか。



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