「4人会」の1月は琵琶湖の東側、「今浜・三島池・西池・尾上」でした。今浜の菜の花は対岸の雪の比良山とのコントラストがいいですね。(06/02/10)
(「4人会」:W氏+S氏+okataiの「3人会」に1年程前からF氏が参加。「4人会」となりました。)
(「4人会」:W氏+S氏+okataiの「3人会」に1年程前からF氏が参加。「4人会」となりました。)
雪は降ったり止んだり。まるでシナリオがあるかの様に集落の風情を演出してくれました。
(暗い破風のディテールを少しは見せようとすると、雪が白く飛んでしまいます。こんなコントラストの大きい場面の撮影は、やはり難しいですね。)(07/01/09)
(暗い破風のディテールを少しは見せようとすると、雪が白く飛んでしまいます。こんなコントラストの大きい場面の撮影は、やはり難しいですね。)(07/01/09)
在原業平といえば、新年早々にM(まつ)さんに誘われて、湖北高島の在原集落へと向いました。業平が晩年を過ごしたと伝えられる集落で、業平の小さなお墓も残っているそうです。雪のない時にまた行って確認しましょう。在原集落はこの付近では美山に次ぐ規模の茅葺の集落で、雪の中に懐かしい佇まいを見せておりました。(07/01/09)
この頃、どこでも一番幅を利かせている鳥が昔「都鳥」と呼ばれていた「ユリカモメ」です。
『名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 我が思ふ人は ありやなしやと』
「むかし、男(ありけり)」で始まる「伊勢物語」で、主人公と言われる在原業平にそう詠まれて、舟に乗っていた人々は思わず涙を誘われるのですが、「都鳥」という名のついた鳥を、京から来た業平が「京には見えぬ鳥なれば」とその時言ったのは不思議です。
けれどその頃「ユリカモメ」は本当に京にはいなかったのでしょう。私が「伊勢物語」を習った中学時代(55年ほど前)にも、鴨川にはこの鳥はいませんでした。ところが今は鴨川どころか安威川にも・・・。
その頃も今も、「世の中は常に同じ」ということはないのですね。(07/01/05)
『名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 我が思ふ人は ありやなしやと』
「むかし、男(ありけり)」で始まる「伊勢物語」で、主人公と言われる在原業平にそう詠まれて、舟に乗っていた人々は思わず涙を誘われるのですが、「都鳥」という名のついた鳥を、京から来た業平が「京には見えぬ鳥なれば」とその時言ったのは不思議です。
けれどその頃「ユリカモメ」は本当に京にはいなかったのでしょう。私が「伊勢物語」を習った中学時代(55年ほど前)にも、鴨川にはこの鳥はいませんでした。ところが今は鴨川どころか安威川にも・・・。
その頃も今も、「世の中は常に同じ」ということはないのですね。(07/01/05)