奥様は海外添乗員〜メモリアル

菊の花のシーズン

       

今日11月1日はこちらカトリックの国々の祝日。【万聖節】と呼ばれるこの日は、もともとケルト人にとっての新しい年の始まりを意味するお祭りだった。後にローマ法王によって「全ての聖人を追悼する日」としてキリスト教上の祝日【諸聖人の日】となったもの。

この日が近づくと、あちこちで目につくようになるのが菊の花。日本人にとって菊の花は妙に和風なイメージだし、日本にしかないものと思われがちだけど、実はヨーロッパでもポプュラーな花。そして今が一番綺麗に咲き誇る時でもある。

【万聖節】にはご先祖様の霊が帰って来ると考えられていたから、この時季にお墓参りをすることが習慣になったらしい。そんなわけでこの時季、菊の花を持ち墓地や教会へ出かける人は多いし、街中でもあちこちで日本でいう菊人形のようなものが飾られてたりもする。日本と同様にお供えの花として飾られる菊の花。日本とヨーロッパとの共通点に驚く人もいることだろう?

まさに日本の「お彼岸」的なこの日に合わせて故郷へ帰ろうという人も多いんだろう。まだ日も昇らぬ早朝から空港はものすごい人だ。そういえばこの私、ご先祖様にはずいぶんとご無沙汰してるなぁ(汗)…


←日本と意外な共通点があるヨーロッパにビックリするよね。菊って日本だけにある花だと思っていたでしょ。ご先祖様にポチっとなーむ。

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