ウィーンの旧市街を取り巻くリンク(環状道路)に沿って走っていると、あちこちの広場という広場に立つクリスマス・マーケットが目につく。それでも一段と華やかで賑わっているのはやっぱり市庁舎前広場。まるで宮殿のような市庁舎の建物がそう思わせる大きな要因なんだろうけど。
すでに学校も休みなんだろう、昼間から子供たちの姿も多く見られる。びっくりするかも知れないけど、日本と同じようにこちらでも子供たちに人気なのは綿菓子やりんご飴の屋台。おこずかいで何を買うかは子供たちにとっては大問題なんだろう。手に握りしめた小銭を大切そうに屋台をまわる姿はなんともほほえましい。
そんな姿を追っていたら意を決したように綿菓子を買い、嬉しそうにはしゃぐ子供たち。今の日本ではお目にかかれそうもないこんな素朴な光景に、ふと自分の幼い頃を思い出した。この子供たちと同じように綿菓子にとっても喜んだむかしむかしを。
← 海外で出会う子供の笑顔は最高のクリスマスプレゼントだよね。 メリー・クリスマス。
最近の「添乗日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2022年
人気記事