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奥様は海外添乗員〜メモリアル

雪山を目指して


うつらうつらするうちに目覚まし時計が鳴りだしてようやく目が覚めた。あぁ~眠い。でも今朝はけだるさの中にもホッとした心地よさも感じる。

なにせ夕べ夜中近くに、ようやくロンドンでおいてきぼりになってた荷物が届いたから。よくぞここまで追い掛けて来てくれた(いや、くれなきゃ困るけど…)。自分の荷物ではないにしろ、そりゃ~もうスリスリしたくなるくらいの思いで出迎えた。

あぁ、これでやっと電話かけまくりの日々から開放される。よくある事とはいえ、こんな余計な仕事はないに限る。ヤレヤレだ…

のろのろ起きだしてカーテンを開けるとやっぱり雪。そう、4月のスイスはまだまだ春には遠い。朝早くからスキーを担いだ人たちが駅へ向かって行く。テレビに映し出されるユングフラウヨッホのライブの映像は真っ白な銀世界だ。雪化粧したスイスの雪山もまたオツでしょ…

写真はろばのスキーヤー(ラウターブルネン駅にて)


オリーブの葉っぱ

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