今朝早く、まだ人もまばらなヴェネチアを出発。久々に本島のど真ん中のホテルに泊まったこともあり、かなり後ろ髪引かれた。
アドリア海のラグーンに浮かぶ島々からなるこの街だからこそ、他の街では味わうことのできないものが多い。そう、例えば早朝外から響いてくる音。
道路の代わりに運河や水路が街をぬうこの街の交通手段は船。朝もやの中からゴトゴトいう船のエンジンの音とともに船頭たちの威勢のいい声が響いてくる。ベッドの中にいながらにして゛ああ、ヴェネチアが動き出したな゛と思う瞬間だ。
車の騒音とは全く違って、喧しいとは思わないから不思議。むしろ異国にいることを意識させる音だ。水の都ならではのね…
ヴェネチアに来たらやっぱり本島に泊まることをおすすめしたい。今時のツアーは本島宿泊を確約してない限りはたいてい半島側。雰囲気は全く異なるし、何よりヴェネチアを五感で感じるにはちと不便。もちろん、本島の物価はうなぎ登りだから、相応の対価は必要だけどね。
オリーブの葉っぱ
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