実に久しぶりにやって来たグラナダ市街。スペインへの旅で外れることのない街とはいえ、世界遺産であるアルハンブラ宮殿の観光のみで去るのが常となってる昨今。今回は幸か不幸か時間調整の関係で現在の街の中心部へとやって来たってわけです。
レコンキスタ完結の地はフェルナンド・イザベル2国王の思い入れも深く、彼らの霊廟を持つカテドラルは何より興味深い場所。明日の十字架祭りの準備が進められ、すでに街のあちこちに大きな十字架が出現していたことも新鮮でした。
さらに迷路のような路地へ入れば、一瞬ここはアラブの地?かと思ってしまいそうになったり。どこからか漂ってくる香辛料の香りに、昔々のモロッコへの旅で訪れた、ちょっとあやしげながら魅力的なメディナを思い出しました。
あまりにも見どころが多すぎて、どうしても有名処ばかりを廻る旅が主流になるのは仕方ないところ。ただこんな街の路地裏で味わう異国情緒は決して名所観光に負けない旅の思い出になると思うんですけどね・・・まだまだ日本人の旅は忙しすぎる気がします。
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