ドイツの中でもとりわけ日本人観光客の多い中央部から南部にかけて、正解にいえばロマンチック街道沿いの町や村ではよく長い棒のようなものが道端に立っているのを目にする。よ~く見ると、枝のような出っ張りには家や動物を描いた飾りが付いてる、まるでトーテムポール。
ドイツあたりでは古くローマの時代から、家を病気や悪魔から守るためのものとして小枝や小さな木を立てるといった習慣があったらしい。どうやらその名残として残る「マイバウム~5月の木」は、今や春の到来を祝う習慣の顕れとして国内のあちこちで見られるようになっているとか。
ロマンチック街道をひたすら南下しドイツアルプスが見えてくる頃、小さな村を通過する度に必ずこのマイバウムを目にすることになる。ドイツの中でもここバイエルン地方での歴史が一番長いらしい。その名に相応しい陽気になったドイツ。ふと気づけば今日から5月だ。
← 日本ではコイノボリ。ドイツではマイバウムなんだね。
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