奥様は海外添乗員〜メモリアル

秋めくルツェルンにて

    

さすがに9月ともなると日の短さを実感するここヨーロッパ。日暮れは日本より遅いものの、逆に朝はなかなか明るくなってくれない。いつもながら曇りマークに晴れマーク、さらに傘マークが全て並ぶ天気予報。実際の空模様を自分のこの目で確認したいと何度空を見上げても明けきらない暗い空を恨めしく眺めるばかり。おかしいけど、こんな何気ないひとこまに秋の訪れを感じたりもする。

それでもようやく明るくなりはじめた空には青空も。朝一番の予報を見る限りではルツェルンの観光中は傘が必要かなぁ?と心配したけど、思いの外青空はどんどん広がり太陽の陽射しさえ浴びることができてなにより。空気はかなりひんやりしてるものの、すっかり色づいたマロニエを眺めながらの湖畔の散歩にはもってこいの季節。木々の下で浴びる木漏れ日がとっても気持ちいい。

餌をねだるようにゆっくり近づいてくる白鳥たちに「今回も手持ちがないのよ」と謝りながらしばらく湖畔に反射する太陽の光を眺めてると、こうして腰を下ろしたまま一日中ぼぉ~っとしていたい衝動にかられる。もちろんそんな思いは一瞬で消え去って、今日もやっぱり急ぎ足で駐車場へと向かう旅のはじまりだ。



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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