ウィーンと言えばドナウ河を結び付ける人は多いはず。あのヨハン・シュトラウスの代表作【美しく青きドナウ】が流れる街のイメージが強いものね?
ところがこの河は昔からとっても暴れん坊な奴で、街に度々被害をもたらした。そんなわけで、近代になってからこの街を象徴する河は、若干流れを押さえる形で街から離された。今は小さな支流が運河として街の近くをゆったりと流れるのみ。
現在街の北を流れるドナウの河向こうは近代的なビルが立ち並ぶ国連都市。河の手前とを明らかに分け隔ててる。ところでこの河の中洲が今やウィーンっ子の新しいリゾートだってこと、ご存知だろうか?
そもそも海のない内陸国オーストリアでは、夏場ともなれば河や湖がビーチと化す。大都市ウィーンではこのドナウがまさにビーチの代わり。平日だっていうのに、河に面したわずかな土手沿いは日光欲する人たちでにぎわってる。
横を流れる河さえ見なければ「ここはバハマ?」ってな雰囲気のビーチバーも。カリビアンリゾートを思わせる(ちょっと無理はあるかな?)バーにはプラスチックでできた椰子の木が立ち、たくさんのカクテルが並ぶ。
ただ悲しいかな、今のドナウはお世辞にも美しいとも青いとも言えない。くれぐれも河には飛び込まないよう!
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