クリスマスを目前に控えたバチカン、サンピエトロ寺院は思いの他静かだった。ただ2日後に控えた大祭の準備は着々と進められている。
教会内部及び広場にはクリスマス・ミサのためのたくさんの椅子が並べられ、大きなプレゼピオ（キリスト誕生の場面を再現した人形）も最後の追い込みで作業が行われている。
そう、クリスマスの日、世界中が注目するこの広場の名物、巨大プレゼピオはクリスマスの日までその姿を見せてはくれない。もったいつけちゃって～！と言いたいとこだけど仕方ないね。その代わり？普通は1月6日には片付けられるべき？プレゼピオが3月、場合によっては4月まで片付けられずにいたりもするから、クリスマス後でも見られる機会はあるかも。
いづれにせよ、世界中のキリスト教徒にとって1年のうちでも最も重要な聖なる夜が、間もなくやって来る。
