奥様は海外添乗員〜メモリアル

大自然の懐へ@プリトヴィツェ国立公園



明け方まで降り続いた雨も上がり少しづつ青空が広がりはじめたザグレブを後に、ディナルアルプスの合間に広がるプリトヴィツェ国立公園にやって来ました。



大自然に囲まれた渓谷に16の湖と92もの滝が点在する園内は、まさにクロアチアが誇る自然世界遺産。



150mほどの標高差を湖から溢れ出した水は川となり滝となり、留まることなく流れて行きます。その様子はさながら湖の段々畑。



そして特筆すべきは水の透明度の高さ。カルスト地層に溜まった湖は地下水脈としてカルスト湖に。その源泉から湧き出た泉が石灰岩層で濾過され、素晴らしい透明度をもつ水として地表に現れたものなんだとか。



そんな湖にはたくさんの鱒や鴨たちの姿が。さらに公園周辺には様々な野生動物たちが生息してるそうです。



園内には木の遊歩道が作られていて、湖畔から時には滝のシブキを浴びながら歩けるようになってます。



滝の轟音を聴きながらのウォーキングは何よりのリラクゼーション? 無意識のうちに心穏やかになっていくのを感じます(笑)。



ちなみに園内は一年を通してオープンしてますからね。今回は色鮮やかなグリーンを目にしながら歩けましたが、ヨーロッパでは珍しく赤く色づくカエデの木も多く生息するここは、紅葉のシーズンも人気だとか。



次回は紅葉が映り込んだ湖を眺めながらウォーキングしたいなぁ・・・なんて思ったり。



あるいは入場者が無料で利用できる電動シャトルバスなど利用して、効率よく広範囲の散策も可能ですよ。



雨上がりで水たまりも多いながら、久しぶりの雨に洗われた大自然をたっぷり味わうことができました。さあて。そんな自然の恵みを満喫したら、明日はいよいよ南部ダルマチア地方、アドリア海沿岸へと向かいます。


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