奥様は海外添乗員〜メモリアル

セビ-リャで迎える祭日

          

目覚めると夕べは賑やかだったホテル周辺は静まり返ってる。ここセビ-リャはアンダルシアの州都でもある大きな街ながら週休2日が一般的な現代、さすがに土曜日ともなると平日の朝晩を中心に見られる激しい車の往来もない。しかもバカンスシーズン真っ最中の今日は【聖母マリア被昇天祭】という祝日。今日明日の連休に絡めて長い夏休みを取る家族がほとんどだから、この期間の大きな街の中は驚くほど車もスムーズに動いてくれる。忙しい観光客にはもってこいってわけだ。

ただ残念ながらいい事ばかりとはいえない。宗教的な祝日ともなると各教会では信者さんたちだけのミサが行われるから、いつもは観光場所である教会もその時ばかりは本来の祈りの場となる。そんなわけで世界でも3番目の大きさを誇る(大きさの尺度によって様々)と言われるセビ-リャのカテドラル、今日はその威厳ある姿を外から眺めるしかない(汗)。

いつもと変わらずたくさんの観光客が行き交う旧市街を歩いていると、カテドラルからはミサの音楽がかすかに聞こえてくる。イースターをはじめとする宗教的な祝日にはきまって大きなお祭り的な催しがが行われるここセビ-リャ。サンタ・クルス街のバルではミサにやって来た地元の人たちがにぎやかに一杯やってる。一般的に宗教行事というと暗いイメージがあるけど、スペインの中でも取り分け祭好きなアンダルシアではこういった時もめちゃくちゃ明るい。それがアンダルシアの魅力でもあるんだけど。

写真はコロンブスも眠るカテドラル(セビ-リャ)



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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