初日から目を白黒させるほどに忙しい一日でした。あぁ、それはこちらのお天気がです。雲は多いながら青空の中でスタートしたヴァッハウ渓谷のドナウクルーズでしたが、いきなり降り出した強い雨に甲板席でのんびりしていた観光客は蛛の子を散らすように避難。一気ににまるで墨絵のように霞んだ渓谷は冷え冷え。かと思えばまたまた気まぐれな太陽が顔を出すと、その陽射しは夏のもの。傘をさしたりたたんだり、上着を着たり脱いだりと、一日にして四季を感じられる初日となりました。「曇り時々晴れ時々雨」という天気予報は見事に的中ってわけです。
さて、クルーズ船の終点はメルクの街です。メルクといえばバロック様式の巨大なベネディクト派の修道院で有名ですよね。オーストリアの祖といわれるバーベンベルク家によって造られた砦がその後修道院として改築、増築、さらに修復を重ねて今日に至ったものです。休日ということもあってか、かなりたくさんの観光客でにぎわっていました。実際宗教に興味がなくても緑豊かな渓谷にたたずむ街を見下ろすかのように建つ華麗なその姿は一見の価値あり!でしょう。のんびりクルーズを楽しむ時間がなくても、ウィーンから日帰りツアーもありますからね。ぜひ足をのばしてみてほしい場所のひとつです。いやぁ、それにしても修道院の見学を終える頃には太陽もいよいよ元気に。強い陽射しが肌を焼いているのを感じます。暑ぅっ!やっぱり半袖も持って来るべきでしたね(汗)。
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