この時季ヨーロッパを旅するとあちこちで目にするのがイースターエッグ。カラフルな絵柄を描いたタマゴがいろんな形で飾り付けされていて、見ているだけで楽しい。そう、次の日曜日はいよいよイースター(復活祭)だからね。
クリスマスと違ってさすがに日本では注目はされてないけど、こちらヨーロッパの(キリスト教の)国々ではクリスマス同様に重要な祝日。十字架に架けられ亡くなったイエスの復活を祝うこの日は、同時に春の訪れを喜ぶ意味でも人々が待ち焦がれている日だ。
だからイースター近くなると各家庭や街のショーウインドーには生命の誕生を示すタマゴやそれを産む雌鳥、さらに春の従者であるウサギの人形がいろんな形で飾られる。みなそんな飾り付けを楽しみながらイースターを、そして春を待ち望んでいることが感じられる。
同様にイースターにかけてのこの1週間は聖週間と呼ばれ、ヨーロッパ中が春休みに突入するから、思いの外観光地が混雑したりもする。日本人にはあまり馴染みがないことだけに、ヨーロッパを旅する際にはちょっと注意が必要だ。なにせこのイースター当日(国によってはその前後の日々も)は全てが止まる、神聖なる日だから…
オリーブの葉っぱ
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