奥様は海外添乗員〜メモリアル

やっぱり海の幸

    

午後からは広場も路地裏さえも観光客で埋め尽くされたヴェネチア。レストランやゴンドラ乗り場からは威勢のいい呼び込みがかかり、さすが商人の街だと再認識。そこがヴェネチアらしいところなんだけど。さて、フィレンツェから到着した留守番隊と合流後はお日様の下でランチすることに。さすがに観光の街ヴェネチア、ホテルも多いけどさらに多いのがレストラン。もちろんピンキリで、どんなものでもいただける。でもせっかくならアドリア海の海の幸をここでは楽しみたい。

星の数ほどあるレストランの中から満足いくレストランを選ぶのは至難の業。そもそもこんな物価の高い観光地のど真ん中で地元の人が食事なんてするはずないわけで、庶民の味を求めるのは難しい。だからポイントはあくまでも素材が新鮮そうなこと、そして居心地のいいサービスが受けられそうなこと。付け加えるとすれば食事をしながら周りの景色や雰囲気を楽しめること。この3拍子が揃えば、たとえ伝票の数字に冷や汗をかくことがあっても「いい食事ができた」と、旅のよき思い出にすることができるってもの?

    

この旅最後の贅沢を!ってことで選んだレストランは、リアルト橋を眺められる運河沿い。ハッキリ言って一番物価は高いエリア。選んだメニューは魚貝のスープにトマトとバジルのスパゲティー、スカンピ(手長エビ)のグリルにボイルしたタコのトマトソース。合わせたのはもちろんさっぱり辛口の地元の白ワイン、ソアベ。料理の味を邪魔することなくお気に入りのワインだ。

行き交うゴンドラを眺めながらの優雅な食事。こんな時間は仕事の中では絶対に持てないから、とっても憧れてたのよぉ。食事も美味しかったし、わかってはいてもやっぱり会計書には見入ってしまったけど(汗)。あぁ~満足満足、ごちそうさまデシタ♪


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