奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗後記~ハンザの街ベルゲン

    

港に沿って建つカラフルな建物と停泊するヨットたち。港町ベルゲンを代表する風景といっていい。

    

中世の時代には北海周辺諸国を中心に結ばれたハンザ同盟に加盟し、港町として栄えた時代の名残がここブリッゲン地区。当時の事務所として建てられた木造家屋は世界遺産として保存されてる。

    

ところでぎっしりと隙間なく見える家屋と家屋の間には、実はこんなけもの道が…

          

裏手に回りこんでみると、表からは想像もつかない構造が見て取れてちょっとびっくり。歴史を感じさせる建物は今でもしっかり仕事(表は土産物屋、裏手はレストランやBAR)をしてる。それにしても…傾いてるんですけど。

    

もちろん地震のない国だからこそ可能な、こ~んなつっかえ棒?のような柱。ただ密集した木造家屋ゆえに火災にはもろく、今の姿も全焼した後再建されたもの。

    

ちなみにマンホールの蓋にもこの街の常に海と向き合ってきた歴史が描かれてる。

    

そう、ここは今も昔も海の恩恵を受けてきた街。そうだ、海を見に行こう!

          

ってことで向かった先は山。海に迫るように立つフロウエン山は340mほどの高さだけど、その展望台からはベルゲンの街が一望できる。ケーブルカーを使えばあっという間に到着だ。

    

ほ~ら、山頂からはこの街が典型的なフィヨルド地形であることが手に取るようにわかる。

    

たくさんのものを招き入れてきた港。それは多分これから先もずっと変わることはないだろう。

          

午後10時をまわってようやく暮れなずむ空。ノルウェー海に沈もうという夕日は残念ながら雲の彼方だなぁ…


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