南仏といえばお約束といった感じで立ち寄る香水工場。もともとは16世紀にグラースという街で革製品の臭い消しを目的に香りをつけた手袋を売り出したところ、これが大ヒットしたという意外な「香水」づくりのはじまり。それ以降この地域では温暖な気候を利用した花栽培とあわせて香水づくりが盛んになります。お湯につかる文化も習慣もなかったヨーロッパでは実際のところ「体臭消し」的な用途でもって香水が多様されるようになったと言った方が真実味がありましょうか?
ともあれ、今回もやって来たのがエズに工場を構える、おなじみのFragonard。毎年テーマを持ってさまざまなフレグランスを生み出しているんですが、今年はミモザ!昨年は大好きなバラ製品をお買い上げした私ですが…さて。実はまだたっぷり残ってるんですよね。だってこちらのマダムたちのように浴びるようには使わないし。でもかわいらしい黄色のミモザのかおりはまたとっても魅力的。まさに春を迎える喜びに満ちたかおりといった感じ。う~ん。と真剣に悩む私にいきなり声をかけてきたのはやはりグループで入店していたイタリア人のおばちゃん。バスソルトを手に持ち、「これ、どんな風に使うの?」って。んぁっ?私が店員に見えたのかしらん?はい、もちろん親切に教えてあげましたけどね。おかげで決断寸前の意志が途切れました。おばちゃんありがとう。無駄使いしなくて済んだわ。オホホ…
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