奥様は海外添乗員〜メモリアル

再び飛んでイスタンブール

    

トルコの中部アナトリア地方を後に再び機上の人となった私たちは、いよいよ最後の街となる大都市イスタンブールへと入りました。のんびりした田舎を廻って来た後とあって、いつものことながらこの街の大きさと騒がしさにドギマギ。ともすると人と車の流れに置いていかれそうになります。

    

あぁ。それにしてもこの街に入るとどうしてこうもノスタルジックになるのでしょう。ボスポラス海峡が隔てるヨーロッパ(左手)とアジア(右手)。古い古い時代から数え切れない人やものが行き交ったこの地に今自分がいるってことが、どうしても信じられなくて。この感覚は何度ここを訪れても薄れることがありません。そしてきっとまたこの感覚を味わいたくなる…これぞイスタンブール・マジックなのかも知れません。


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