今やスペインの民族舞踊的存在となったフラメンコ。でも実は、流浪の民として北インドからアンダルシア地方に流れて来たヒターノ(ジプシー)たちが生活の糧として、自分たちの歌や踊りを披露してたものがそもそもの大元。
忌み嫌われてた彼らの歎きや苦しみ、怒りが込められた激しい歌や踊りには誰でも心打たれるだろう。憂いのあるその音色がどこか日本の地方に伝わる民謡に共通する部分を持つせいだろうか、フラメンコに魅せられて踊りを習う人の数はスペイン人を除けば圧倒的に日本人が多いらしい。
今では大きな街ならどこにでもフラメンコを見せるタブラオがあるけど、できることならやっぱりアンダルシアで熱いその歌と踊りを堪能してほしい。ショー仕立てのものではなく、土着の土臭いフラメンコをね。
セビーリャのタブラオで
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