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奥様は海外添乗員〜メモリアル

ディスティネーション研修


お昼すぎに始まった研修もようやく終わった。久々の机上研修はちょっぴり初心に戻れて新鮮だった。今日私が参加したディスティネーション研修とは、目的地(国)別の最新情報を取り入れた勉強会。通常独り立ちした添乗員なんて、ことツアーが始まってしまえば一匹狼。

それでも悲しいかな、刻々と変わりゆく様々な現地の状況をたった独りの力で把握しようなんて、所詮無理な話。でもありがたいことに私の所属するオフィスでは私たちのバックアップを常にこういった形で行ってくれてる。

出かける国や街は毎回様々。しかもツアー内容は半期(半年)ごとに変わるうえ、今までにない街やモニュメントの観光が加わることだってある。当然のことながら、どんな添乗員だって初めて行く国があり街がある。でもだからって、初めてだからわからな~い!じゃ済まない。独りならガイドブック片手にさ迷ってもいいだろうけど…

変わらないのは過去の歴史だけ。現地(特に私の行く機会の多いヨーロッパ)の状況は驚くほどに変わっていく、それが現実。私たちの仕事に絶対タブーなのは思い込み。あの時はこうだった…という経験がいくらあっても、今そうだとは限らないからね。

例えばバスの乗降場所(駐車場は少ない)や新しいレストラン、公衆トイレ(とっても少ない)、各種モニュメントの場所などなど。日本ならバスガイドさんが目の前まで旗持って案内してくれる所を、海外じゃ私たちが先頭で歩かなきゃならない。30~40名を連れて間違えましたじゃ、洒落にならないもんね(←実は方向音痴)。

まぁそんなことも含め、出来るだけ最新情報をキャッチする数少ない機会だったってわけ。ネットで何でも検索できる世の中だけど、残念ながら全てが正しいとは言えないのもまた事実で、一番頼りになるのは何より仲間の生の声。それでもなお、毎日が勉強の日々でありマス…


オリーブの葉っぱ

←いつも応援してくれてありがとぉ 添乗員とて必ずはじめての時はあるの、あたたかく応援してね。

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