奥様は海外添乗員〜メモリアル

バルビゾンを訪ねて


          

パリの街は確かに綺麗。華の都と呼ばれるだけあって、社交会の貴婦人のような華やかさを持ち合わせる。でもね…

そもそも田舎者の私は時折どはぁ~!とため息をつきたくなっちゃうのよ。だって人も車も多すぎて忙しすぎる。それに(残念ながら)旅行者に対して決して優しいとは言えないよね。ところがパリも一歩郊外の街へ出るとその様子は一転。何がって…

訪問者に対するはにかむような微笑みと゛ボンジュール゛という気さくな挨拶が返ってくる。こんなものは忙しいパリの街では期待するだけ空しいもの。



          

パリから1時間ほどのバルビゾンはオーベル・シュール・オワーズ同様パリ郊外でホッとできる街のひとつ。゛落ち穂拾い゛や゛晩鐘゛で知られるミレーのアトリエが残るこの街は、石造りの家に葡萄やつたの葉が絡まる昔ながらの街並も保存されてる場所。まるでミレーがアトリエでデッサンしていた頃から時が止まってしまったかのような…

今では高級な別荘地になってるらしいけど、の~んびりカフェでおしゃべりを楽しみたいところ。ミレーのアトリエだけ覗いてパリにとんぼ返りなんて、あぁ~もったいない!

写真:ミレーのアトリエ(上)、緑がいっぱいで落ち着くバルビゾンのカフェ・レストラン(下)


オリーブの葉っぱ

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